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2010-01

Wrangler 13MWZ 2000's Made in USA DeadStock

*ブランド名:ラングラー
*モデル名:13MWZ
*生産国:アメリカ
*素材:14 3/4オンス・ブロークンデニム
*年代:00年代初期
*状態:デッドストック

ラングラーのフラッグシップモデル13MWZ、1960年代半ばのモデルチェンジにより登場し40年以上もラングラーの定番として君臨する不動のモデルはカウボーイ専用シーンズとしてプロロデオ協会公認ジーンズである事は誰もが知るところだ。
リーバイスの501、リー101と並び長らくアメリカを象徴するジーンズであはったが先の二本がアメリカ生産を終了後もメイド・イン・USA!メイド・イン・テキサス!と誇りある伝統を引きついていたがそれも遂に終了し現在では中南米製になっている。
そんな最後のアメリカ製13MWZです、数年前にセールで購入ししばらくしたらショッキングなニュースが流れ今に至った~と云う流れで今思えば買っといてよかった、と云う具合です。
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カウボーイカットと呼ばれるパイプドのかかった太めの脚のライン、ハイウエストな腰回りと完成されたシルエットは長期間変化無く今に至る。
その為に1970~1990年代までのオールド、レギュラーは古着屋では割と未整理で過去販売されていたケースが多かった。
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本場アメリカの大定番モデルではあるが日本の場合ラングラージャパン→VFジャパン→リージャパン(エドウィン)と正規代理店が変化する中、ライセンス生産と云う形式をとっていた関係でリーバイス501のようにアメリカ製13MWZが日本国内で普通に販売される事はなかった。
販売していた時期もあったがそれも長く続かず、本場のそれとは異なる日本企画日本製13MWZ等がメイン商品として長く存在した関係で本物の13MWZは意外と知られていない。
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シンプルなフラッシャーは表記内容こそ変化しているがカウボーイのイラストは1950年代からほぼそのまま採用され続けている歴史あるものだ。
だが何故かカウボーイが穿いているラングラージーンズのベルトループは7本ではなく5本に見える・・これも継承されている。
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フラッシャーのはデニム生地の表記が確認出来る。
14 3/4オンスとヘビーオンスだ、1947年の誕生当時は11オンスと軽オンスであったジーンズは徐々にオンスを上げいつしかリーバイスを圧倒するヘビーオンスにまだ到達していた。
サンフォライズド(防縮加工)は今や当たり前ではあるが1947年の誕生当時からラングラーを象徴するキーワードなのでちゃんと表記されている。
そして右綾でもなければ左綾でもない綾構造を破壊した事からブロークンと呼ばれるデニム生地、ブロークンデニムも採用から約40年を迎える伝統のものだ。
現在アメリカ工場は閉鎖されアメリカ製13MWZは生産されていないが中南米製でもデニム生地はコーンミルズ社製アメリカ生産ブロークンデニムを使用している。
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フラットで均一な織りは近代的な紡績機と織機によるものだ、サンフォ&スキュー加工された生地は縮みや捻じれはなく色落ちの風合いは実に味気ない、そう所詮はレギュラーだ。
だがそもそも衣類としての欠点を解消したが故の結果である、嗜好品に対する価値基準とは必ずしも物本来が理想とすべき高品質とはマッチしない。
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1971年以降ほとんど変化ない13MWZだが1980年代からインシームがロック縫いに仕様変更されている。
オンスが過剰に上がり縫製もスパン糸で強固となった為、過度に強固な縫製は不要になっただけでなく分厚い生地故に身体に掛るストレス軽減の意味合いもあると思われる。
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アウトシームはこれまで同様ダブルステッチ。
生地裏を見えればブロークンデニムの生地構造が直ぐに目に付く。
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コインポケット配置やスクラッチレスリベット等、大まかな仕様、パーツ類にレギュラー、オールドで変化はないがそれ故に伝統の~と云える。
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インサイドタグ。
1971年以降の様式を一応は継承しているが素材や印字は時代ごとに微妙に変化している。
当時は普通だったアメリカ製の表記が懐かしい。
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バックポケットには中央がクロスしないサイレントW。
機械制御のミシンにより綺麗に縫われたそれはヴィンテージで見られた人の手により施された雑で歪んでいるが温かみのあるそれと比べれば実に機械的でそっけない、だが品質と云う意味では安定している。
日本ではエドウィンがラングラーのサイレントWを無断で模倣してブランドスタートしたのがラングラージャパン誕生前であるのと、その後のエドウィンの普及により、ラングラーが真似したかの誤解が意外と蔓延しているのが実に面白い現象だ。
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アメリカ製13MWZで思い起こすのはオバマ現アメリカ大統領が選挙中にテキサスでVFのラングラー工場閉鎖に嘆いていたと云う報道だ。
別にオバマ大統領がラングラーを愛用していると云う話ではなくアメリカ国内の産業の空洞化による雇用の喪失を嘆いていたのだが時期的に象徴的だった。
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プラパッチは小ぶりで四隅の角がとれた現行タイプ。
プラパッチは日本人には不人気だそうでラングラージャパン等日本法人はレザーパッチを現行モデルに採用していた。
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最後のアメリカ製と云いながら所詮はレギュラーでありカウボーイ実用品のワークウエアでありヴィンテージやレプリカのような風合いを望む対象ではない。
それでもアメリカ製と云う言葉の響きだけでなくアメリカの匂いとも云える生地感や縫製糸、リベット等パーツ類の雰囲気はやはり忘れ難いものである。
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世界の三大ジーンズブランドWranglerの歴史と各年代の実物を紹介するHP「BLOOPERS」のブログ版。
ラングラー以外のアメリカンクロージングから国産ヴィンテージレプリカブランドまで私的感性に従い手広く紹介していきたいと思います。

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