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2010-01

CaseyJones Work shirt 1950's Made in USA DeadStock

*ブランド名:ケーシージョーンズ
*モデル名:48IS ワークシャツ
*生産国:アメリカ(ブルーベル社)
*素材:コットン100%
*年代:1950年代
*状態:デッドストック

以前紹介したブルーベルのワークシャツとほとんど同じようなケーシージョーンズのワークシャツ。
まあ製造しているのは同じブルーベル社で製造時期も割と近いので似ていて当然ですが・・当然ブランドタグを取り替えただけで互いのネームのシャツも存在しましたが。
さて前回のカーキ色の生地はポリコットンだったが今回のグレーはコットン100%、細番手のステッチも綿糸ぽいのでそれよりもやや古い時代のものであろう。
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ブランドタグはシールタグ、一見新しそうなパーツだが意外とそうでもない。
出来上がったシャツ本体に貼るブランドタグを変える事で同じ商品でも異なるブランドとなる~多数の自社ブランドを抱え、他社製品の生産も請け負っていたブルーベル社らしい合理的な手法だ。
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ヴィンテージでは希少なデコレーション仕様だ。
背面の赤いチェーンステッチは企業モノのカスタムで、ビーチレイク・ヴォル・ファイヤー社。
どのような企業であったかは不明。
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左胸ポケット上部のネーム刺繍はMelと人名が入っている。
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裾部分の印字にはロットナンバー、サイズ表記がされている。
今回もショートだ、ショートと云うほど短くはないがヴィンテージらしい過剰な長さと云う程でもない。
この年代になると現代のような肌着は一般化しており裾の過剰な長さは無用になりつつある、と云ってもいいだろう。
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強度が必要とされる腕の付け根などは生地を巻き込んでのダブルステッチ。
シャツらしい細幅に細いステッチとシンプルながら本物存在感を顕示している。
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ブランドタグには○Rがない、その下にはサンフォライズの表示、縮みは1%以内。
横にはサイズ等を期した別タグがありロットナンバーはスタイル45IS、前回紹介のブルーベルが48OSとよく似ている。
末尾のSはショートのSだろうか。
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胸ポケットのフラップ裏には数字が印字されている、多分パーツナンバーで製造工程においてミスを防ぐ為に記されているのだろう。
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背面のチェーンステッチ刺繍は実に見事、カスタム物の希少さは云うまでもないがそれがデッドストックとなれば更に、だ。
こういうヴィンテージとの出会いがあるからこそ地道なショップ探索~足で探す行為はやめられない。
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立体感のあるチェーンステッチは光沢感のない赤い糸で綿糸である可能性は高い、洗いこめばイイ具合にシュリンクしより立体的になりつつ絶妙な色落ちもするだろうが、もったいなくて水を通すことは当分ないだろう。
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ブルーベルの有する兄弟ブランドの一つとして知られるケーシージョーンズはワークウエア・ブランドとしてタグを変えただけでブルーベル、ビッグベンとほとんど同じ商品展開をしていた。
だがそもそもは別会社で1943年にブルーベル社に吸収合併される事によりその傘下になった経緯がある。
以後1960年代まで前期したような商品構成で存続したが1970年代以降はその活動は見られなくなる、現在死んでいるブランドだが1990年代のラングラージャパンのラインにケーシージョーンズの名前を使ったワークウエアが存在していたので多少は知られているだろう。
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さて同ブランドの歴史で最重要なのはそもそもラングラーと云うブランドを保持していたのはそのケーシージョーンズであることだ。
1905年に商標登録し1929年にはワークウエアとしてラングラーブランドを展開したとされるがその実物を私は見た事がないし雑誌等で紹介さた事もなくその存在は20世紀初期のワークウエアの中で歴史の中でも特に謎に満ちている。
尚、今でこそワークとウエスタンを明確に分ける感覚が存在するがそもそもウエスタンとてワークと云う労働着の一分野に過ぎない、つまりは未分化の時代においてワークウエア・メーカーがワークウエア・ブランドのネームにラングラー(牧童)を用いてもなんら不思議はない。
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1943年に吸収後、ラングラー誕生の1947年までラングラーと云うネームがどう扱われていたか不明だがブルーベル名義のジーンズラインを瞬間的に展開後、本格的なウエスタンジーンズに改めてラングラーと云う目的対象をより限定したネームにした理由は当時の社員投票によって決定したとされる。
それが事実なのか伝説なのか真偽はハッキリしないが民主国家アメリカらしい伝説として歓迎された事だろう。
それにしても吸収した元々は他社企業のブランドネームを新たに取り組む失敗が許されない新分野のブランドネームに流用するなど誰が思いつくだろうか?それ自体が冒険的な試みだと云える。
そして21世紀を迎えた現在、ケーシージョーンズどころかブルーベル及びそのブランド内ブランドらもその姿を消し、人々の記憶から消えて随分たつ、そして今でも残っているのは唯一ラングラーだけになってしまった。
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Author:BLOOPERS管理人
世界の三大ジーンズブランドWranglerの歴史と各年代の実物を紹介するHP「BLOOPERS」のブログ版。
ラングラー以外のアメリカンクロージングから国産ヴィンテージレプリカブランドまで私的感性に従い手広く紹介していきたいと思います。

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