FC2ブログ
01
TOP IMAGE
http://bloopers2.blog53.fc2.com/

2010-01

Cushman Freedom-sleeve SWEAT

*ブランド名:クッシュマン
*モデル名:フリーダムスリーブ スウエット
*生産国:日本
*素材:コットン100%(吊編機織)
*年代:00年代

1990年代のヴィンテージ及びその復刻ブームの際、チャンピオン(日本企画)、フェローズ、トゥームーン、ヘリテージストーン等数多くのブランドが復刻、レプリカに挑戦し多数の商品を市場に送り込んだ。
その後のジーンズブランドの参入やブーム衰退を経た21世紀の再度のブームにおいて各ブ
ランドの立ち位置、存在は随分と変化している。
そんな中クッシュマンは20世紀末に誕生し徐々に自力を高め創業10年を越えた今、スウェットに関しては不動の評価と実力を誇る。(実際には誕生当時から優れた品質で一部のマニア間では評判であった)
基本的なスペックは同業他社とほぼ同じだ、だがヴィンテージタイプと呼びながらも同様の織機で織られていない物や起毛、縫製等で不十分なメーカーも多い中、クッシュマンはウエアハウス、トゥームーン等その他多くの優れたブランド同様に、ちゃんとやれているメーカーに分類されるだろう。

定番のフリーダムスリーブ・モデル、1940年代のスウェットを元にしたレプリカである。
4,5年前の物だが定番化しているので今でも同じものが手に入るだろう。
肉厚にして柔軟、これこそがクッシュマンの素材の特徴だ。
より以上に肉厚な他社は確かに存在するが硬質でソフトではない、また肌と一体化するようなより柔軟な他社もあるが伸びやすく丈夫さ保温性で欠点を持つ。
それ故に一見矛盾した要求を同時に満たすクッシュマンのスウェットは長期間高い評価を維持出来ているのだ。
誕生当時「10年は持つ」と云われていたが確かに待つ。
IMGP1009.jpg
ブランドタグは三角タグ、バインダーネックの首周りと背面のVガゼットを同時に見てとれる。
ヴィンテージ・スウェットにおいて王道的なディティールである、はめ込み式両Vガゼットは首元の伸び防止の為、前後に配置され脱ぎ着の際に生じるストレスを緩和させる役目がある。
この仕様は様式美化しておりほとんどの同業他社は行い、アメカジと無関係なブランドでさえ行うケースもある。
だが必ずしも1940年代のスウェット全てがそうではなく当時においてもV無しや前Vは存在していたが、まあそれは別の話だ。(その為、バズリクソンズ、リアルマッコイズ、ウエアハウス等のスウェットには1940年代のレプリカだがV無し、前Vが存在する)
IMGP1010.jpg
レプリカのレプリカがはびこる中、1940年代の実物を忠実に再現したディティールは不動のものだ、年数に関係なく継続されている。
IMGP1011.jpg
このスウェットにおける外観上最大の特徴は腕部の付け根がフリーダムと呼ばれる曲線的なものになっていることだ。
そもそもスポーツウエアであったスウェットにおいて動きやすさは重要な要素だ、それを当時考えられる限り具体化させたのがこの仕様。
1940~1960年代において当時のアメリカでは多くのメーカーにより採用されたスタイルだがその曲線の裁断、縫製の手間から次第に生産されなくなり1970年代以降は姿を消している。(スウェット自体がスポーツウエアと云うよりも普段着化したのも影響したのだろうか)
現代では野球のユニフォーム等、本物のスポーツウエアでしかそのラインを見る事が出来ない・・と云いたいが90年代末以降、レプリカの影響で市場的にはかなりありふれているのも否定出来ない。
IMGP1013.jpg
もう一着は珍しいツートンカラー、袖と胴体の色合わせによりフリーダムのラインがより映える。
クッシュマンではプリント物はセットイン、無地はフリーダムと云うのが基本路線だったがそれに当てはまらない商品も過去、幾つか販売していた。
IMGP1014.jpg
背面にはJOLLY ROGERS MOTORCYCLE CLUBの大胆なバックペイント。
ジョイルロジャーモーターサイクルクラブはアメリカのシアトルに実在する、1940年代には存在していたようなので同クラブ関連のヴィンテージ・クロージングからデザインを取り入れたのだろう。(1940年代以前、革ジャン以前のモータサイクルウエアはウールセーターでありスウェットと云う選択肢はあまりない)
IMGP1015.jpg
ヴィンテージとの類似性において型紙的にはクッシュマンも全同一とは云えない、オリジナルのスウェット・シャツとしての型紙をそのまま具象化してもリアルクロージングとしては不適合だ。
その為リアルクロージングとヴィンテージの境界線ギリギリのスタイルをしておりタイトだがタイト過ぎない胴体、腕部のフィット感は単に着心地や外観の良さだけでなくタイトな革ジャン等のインナーとしても適している。
長すぎない長リブ、短めの着丈等も冬場のアウター用インナーとして最適なのは云うまでもない。
スポンサーサイト



NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

BLOOPERS管理人

Author:BLOOPERS管理人
世界の三大ジーンズブランドWranglerの歴史と各年代の実物を紹介するHP「BLOOPERS」のブログ版。
ラングラー以外のアメリカンクロージングから国産ヴィンテージレプリカブランドまで私的感性に従い手広く紹介していきたいと思います。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

ニュース&コラム (480)
ショップ&イベントレポート (291)
コレクション紹介 (2611)

AquariumClock「桃でめ金」

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QRコード