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2010-02

MOM&POP 名古屋店来店~

昨年、吹上に移転したヴィンテージブルーの直営店舗、MOM&POP名古屋店に二月の寒い日に行ってきました。
まだブラックサインの新作は入荷していないのは分かっていたがそれはそれ、そうここも名古屋では外せないショップの一つだ。
まだ距離のある画像だが期待感の高さはいつもビルが視界に入る度に高まる、その高揚感に変化はない。
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今期からMOM&POPネームではなく一応全てブラックサイン・ネームで自社ブランドを展開する。
BLACK SIGN~暗号、記号、信号、合図、標識、看板、前兆、証拠、形跡・・・・・とシンプルだが多様な意味性を持つワードをキーワードに展開するそれは従来のヴィンテージレプリカの枠を超越した物作りと精神性に裏打ちされた特殊にして極めてシンプル、それでいて極めて難解なブランドだ。
”分かる人にだけ分かる”そんな謎解きのような表現で商品を紹介するディーラーもいるが実にそのとおりだ、実在を知っているが過去にどのブランドからも復刻された事のない1930年代以前のリアルなアメリカンクロージングをここまで復刻したブランドは他にないからだ。
昨年の初接触時1930年代以前のストアブランドのカタログ等で普段見ないページもあらためて目を通したくなる感情の高ぶりを感じたがそれは今も継続している。
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シンボリックな記号表現もブラックサインの特徴だ、一見して意味不明だがその内実に意味性を強く思わせる。
だが、まあそれを分からなくても十分楽しめるし単なる演出と理解するのも受け手の自由だ、そうそういった表現技法にもブランド名通りの強烈な自己が表れている。
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ヴィンテージレプリカの世界が過去のアメリカンクロージングの中でワーク、デュードランチ、ミリタリー、スポーツ、ハワイアンらに特化するあまり本来のリアルクロージングとは乖離してしまっている現状の中、そんなリアルクロージングを強く意識する存在は異質だが同時に本質的だ。
だがちゃんとカバーオールなどワークウエアの企画も存在はするしウエスタンシャツ等分かりやすい物も存在するのでヴィンテージ・アメリカンクロージングの本物の知識ない方でも安心出来る商品も用意されている。
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だが併しそれがメインにならないからこそブラックサインの意義がある。
更にリアルさへの追及は単に外観のデザインだけでなく実在した生地、そう19世紀末から20世紀初頭の生地見本のデッドストックを元に自社企画で作り上げた本物に肉薄する質感も忘れてはいけない気高きポイントだ。
そんなブラックサインのクロージングの良さはヴィンテージ実物とそれが実在した時代の精神性への深い理解があってこその、だ。
そしてそれについて行く我々ユーザーも大変だ、類似した他社製品や雑誌での紹介がされた事のないクロージングやその作り、素材にどれほど者達が気づき、感動しえるのだろうか?正にこのような現象がブラックサインの名称通りの、でありヴィンテージブルーの思惑なのだろうか?
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これらコート、サスペンダー、ハット、ユニオンシャツ等、2010年の春物は約100年の時を越えて今月末から市場に登場する予定だ。
これまでラングリッツの日本総代理店等の業務からバイカー向けブランドの色彩の濃いヴィンテージブルーの商品を取扱っていた全国のディーラーはこの新ラインに面食らい、取り扱わないケースが多い。
ショップ形態にもよるがリアルバイカー向けはしかたがない、だがレプリカ系ショップで手を引くのはあまりにも残念と云わざるえない~それもまたブラックサインと云う存在の在り方だ。
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さて散々期待感を煽ったこれまで全く実商品を紹介していないので今後ブログ、HPでやっていきたいと思ってはいます。(撮りためた画像の事情から直ぐにやるとは限らんが)
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そして物欲野郎としては手ぶらで帰る筈もなく昨年のファーストモデルで買い逃したカットソーを季節感無視で定価買い。
染み込みプリントのデザインもブラックサインらしい。
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MOM&POPネーム時代から吊編機織のシームレスボディーの素材感と型紙、縫製において正に1950年代のTシャツを忠実に再現しており非常にお気に入りだ。
もうちょっとスラブヤーンを増して生地全体に織りムラ感を出すとか厚みを増してヘビーさと未防縮コットンの伸縮具合を強調するとか余計なアレンジをすれば過大な評価と人気を得るだろうに、それをあえてしない。
忠実さが理解されない市場の現実を余所に、愚直なまでに忠実さを追求するスタンスであった訳ではない当時から特に過剰な言葉で自己を飾る事無く誠実に、そうあまりにも誠実に商品を作り続けていた、その有り様は今も続く。
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さて最後にMOM&POP新店舗は一階がラングリッツジャパンになっているのも忘れてはならない。
名古屋では一番寒い時期に新入荷したのはラングリッツの限定アロハシャツ。
あまりにもブランドコンセプトから外れたそれは田中凛太郎氏がアメリカ、サンタモニカで主催するイベントの前夜祭にてヴィンテージブルー及びラングリッツの各代表以下関係者が着用する為に企画されたが少数店舗販売する為に日本にも持ち込まれている。
詳細はラングリッツジャパンのブログにも掲載されており同日にはこのアロハシャツ目当てのラングリッツファンが多数押しかけていた。
ラングリッツ人気の高さは相変わらずだ。
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レザージャケットブランドでありその派生であるレザーアイテム、バイカーズギア、カットソーが商品の大半をしめるラングリッツにおいて確かにレーヨンのアロハシャツは異質な存在だが創設者ロス・ラングリッツがハワイアンを愛用していた逸話もあるそうなので完全に無縁ではないようだ。
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世界の三大ジーンズブランドWranglerの歴史と各年代の実物を紹介するHP「BLOOPERS」のブログ版。
ラングラー以外のアメリカンクロージングから国産ヴィンテージレプリカブランドまで私的感性に従い手広く紹介していきたいと思います。

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