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2010-02

Wrangler 66MWZ(E-1019)

*ブランド名:ラングラー
*モデル名:66MWZ
*生産国:日本(ラングラージャパン製)
*素材:コットン100%
*年代:1990年代前半

ヴィンテージ・ラングラーを代表するサテン生地のジーンズ33MWZの復刻~ではないが限りなくそれをイメージしたモデル。
1990年代のラングラージャパン製で当時の不確かな情報と技術の中で企画・生産されており云わば”復刻ぽい”レギュラーモデルに過ぎないが当時としては目立つ存在でもあった。
尚、オリジナルでは黒サテンを66MWZと呼ぶのでモデル名も正確ではない。(ただしこの66MWZの色違い、そう黒い66MWZも販売されていた)
66MWZ@1.jpg
基本的な型紙は日本企画の13MWZと酷似しているが生地の縮率の違いかこちらの方が細く、小さく感じる。
サテン生地は薄く肉厚さはない、スレーキーもセイルクロスではない。
66MWZ@6.jpg
トツプボタンは全く光沢のないパーツでオリジナルとは素材、表面処理の違いが見て取れる。
66MWZ@00.jpg
帯裏のシングルステッチ、リベットは採用されていないリベットレス仕様とある程度はオリジナルを参考にしている。
66MWZ@0.jpg
インサイドタグはヴィンテージを意識したプリントタグだがサイズ、表記内容、取り付け方等の違いから直ぐに判別がつく。
66MWZ@2.jpg
バックポケットはやや縦長で鋭角なサイレントを再現している、縫製は全てスパン糸のようだ。
66MWZ@3.jpg
ベルトループにオフセットはない、縦ベル仕様など正確な想定年代はなく1950~60年代の仕様が混在している。
66MWZ@4.jpg
薄く柔軟な合皮ラベルだが表記内容など当時としてはビンテージを意識したものでレギュラーとの差異を強調するパーツでもある。
ラベル下の注意書きはオリジナルと違い化繊素材で丈夫、欠損せず残り続けている。
66MWZ@5.jpg
ジッパーはYKKネームを採用。
当時のWネームのではなく別ジッパーなのもある程度の意識故だがスコービルやグリッパーが入手出来ない事情からこのような安直なパーツ使いになっている。
それ故に販売年数によってはタロンジッパーだったりと違いがある。
ジッパーの取り付け方も右側を外付けしておらずオリジナルに倣っていないがそれをあえて云えばキリがない。
66MWZ@7.jpg
インサイドタグ。
サイズ表記、製造ナンバー、生産国、メーカー名などが一通り確認出来る。
よく安く買った古着のレギュラーや初期復刻を高額ヴィンテージと思い込んで(あるいは思い込もうと~)する人がいるが素材やパーツから見分けの使なかい人にはせめてインサイドタグの確認をおすすめしたい。
66MWZ@9.jpg
リベットが省略されているのでカンヌキでの補強がされている。
コインポケットの補強用カーブラインのステッチも古いモデル特有のそれだ。
66MWZ@10.jpg
なんとも懐かしい、それでいて微妙な存在の一本。
確かに日本国内で生産されてはいたが外観や一部パーツをいじっただけでまだまだレギュラーの枠内に入る出来であり復刻精度も甘い。
それは当時のラングラーだけでなくリー、リーバイス等、どれもに大なり小なり云える事ではあった。
そして作りの不正確さではレプリカジーンズとて例外ではない時代~懐かしいが試行錯誤故の熱意に満ちた時代でもあった。
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世界の三大ジーンズブランドWranglerの歴史と各年代の実物を紹介するHP「BLOOPERS」のブログ版。
ラングラー以外のアメリカンクロージングから国産ヴィンテージレプリカブランドまで私的感性に従い手広く紹介していきたいと思います。

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