Cushman AnchorPrint Raund-collar WorkShirt
*ブランド名:クッシュマン
*モデル名:アンカープリント・ラウンドカラーワークシャツ
*生産国:日本
*素材:コットン100%
*年代:2010年
クッシュマンの2010年春物、新作のワークシャツ。
1920~30年代においてシリンダープリントの生地は無数に存在する、そして同様に似たような柄生地も、である。
今期年明けまだ寒い時期に販売されたこのワークシャツもそのような背景を持つアンカープリント生地を採用したワークシャツだ。

いつものフラッシャーが付属し、ボタンはシンプルなタイプを採用。
生地全面に機械的に施されたアンカープリントが最大の特徴だ、当時はこのような柄生地が無数に存在したが意外と知られていない。

左右非対称のポケットは懐中時計入れ、このワークシャツのルーツである1920~30年代において腕時計は一般的な存在ではなかった。

生地自体は薄手で本当に春物だ、この時期に着用するには寒いのでしばらくは我慢だ(笑)。
全体の縫製や型紙のパターン等はクッシュマンの定番的な企画になっており実際の当時のシャツとはやや違うがリアルクロージングとして実用化する為のアレンジなので特に気にはならない。

抜染によるプリント染色の為、裏表で生地の風景が異なる。

ボディーにおいて最大の特徴はこのラウンドカラー。
20世紀初頭に見られるのみの特徴的な襟のラインはそのままでも、立てても見栄えは良い、今期のブラックサインでもラウンドカラーを復刻しているが多分レプリカではクッシュマンが初だったような気がする。
一見して園児服の襟をイメージする事を否定はしないが台襟仕様で立体的なこれは別物であり食わず嫌いをせずチャレンジをお奨めしたい。

ブランドタグはクッシュマン開始当初からのなじみ深いタグを今でも採用している。
ヴィンテージ感あふれる刺繍タグのデザインは当然ヴィンテージを元にしている。

背面。
シンプルだが背面のヨークラインがアームの継ぎ目とラインが一致し絶妙な視覚的効果を演出している。
アーム自体は生地三枚で構成されている、1930年代以前ではシャツにおいても構成枚数の少ない裁断をされているケースもあるが当然、全てがそうでないのでこれ自体はおかしくはない。

ここ数年のクッシュマンのシャツは明らかに過去の物とは型紙が変化しており割と初期に見られた特徴である着丈の極端な短さ、アームとボディーの細さ、その細さからくる袖ボタンが閉まりにくい手首の窮屈さが全く見られない。
ウエスと共にショート&タイトの先駆であったのはスッカリ過去の出来事だったようだ。
現在は割と普通なタイトさとイン&アウトの両方に適用できる着丈の長さに手首周りの自然なカット等、以前以上に完成された型紙へと進化しているように感じる。
*モデル名:アンカープリント・ラウンドカラーワークシャツ
*生産国:日本
*素材:コットン100%
*年代:2010年
クッシュマンの2010年春物、新作のワークシャツ。
1920~30年代においてシリンダープリントの生地は無数に存在する、そして同様に似たような柄生地も、である。
今期年明けまだ寒い時期に販売されたこのワークシャツもそのような背景を持つアンカープリント生地を採用したワークシャツだ。

いつものフラッシャーが付属し、ボタンはシンプルなタイプを採用。
生地全面に機械的に施されたアンカープリントが最大の特徴だ、当時はこのような柄生地が無数に存在したが意外と知られていない。

左右非対称のポケットは懐中時計入れ、このワークシャツのルーツである1920~30年代において腕時計は一般的な存在ではなかった。

生地自体は薄手で本当に春物だ、この時期に着用するには寒いのでしばらくは我慢だ(笑)。
全体の縫製や型紙のパターン等はクッシュマンの定番的な企画になっており実際の当時のシャツとはやや違うがリアルクロージングとして実用化する為のアレンジなので特に気にはならない。

抜染によるプリント染色の為、裏表で生地の風景が異なる。

ボディーにおいて最大の特徴はこのラウンドカラー。
20世紀初頭に見られるのみの特徴的な襟のラインはそのままでも、立てても見栄えは良い、今期のブラックサインでもラウンドカラーを復刻しているが多分レプリカではクッシュマンが初だったような気がする。
一見して園児服の襟をイメージする事を否定はしないが台襟仕様で立体的なこれは別物であり食わず嫌いをせずチャレンジをお奨めしたい。

ブランドタグはクッシュマン開始当初からのなじみ深いタグを今でも採用している。
ヴィンテージ感あふれる刺繍タグのデザインは当然ヴィンテージを元にしている。

背面。
シンプルだが背面のヨークラインがアームの継ぎ目とラインが一致し絶妙な視覚的効果を演出している。
アーム自体は生地三枚で構成されている、1930年代以前ではシャツにおいても構成枚数の少ない裁断をされているケースもあるが当然、全てがそうでないのでこれ自体はおかしくはない。

ここ数年のクッシュマンのシャツは明らかに過去の物とは型紙が変化しており割と初期に見られた特徴である着丈の極端な短さ、アームとボディーの細さ、その細さからくる袖ボタンが閉まりにくい手首の窮屈さが全く見られない。
ウエスと共にショート&タイトの先駆であったのはスッカリ過去の出来事だったようだ。
現在は割と普通なタイトさとイン&アウトの両方に適用できる着丈の長さに手首周りの自然なカット等、以前以上に完成された型紙へと進化しているように感じる。
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