世界の三大ジーンズブランドと呼ばれるのはリーバイス、リー、ラングラーなのは誰もが知るところだ。
各社百年前後の歴史を誇るジーンズブランドでありアメリカの発展史と衣類変化の歴史の生き証人なのも誰しもが知るところか。
そして21世紀の現代において、この三大ブランドでさえ全てアメリカ自社工場が閉鎖されているのも誰しもが知るところだ。
そしてラングラーである、日本における微妙な立ち位置や理解度の低さも誰しもが知ると云える。
誤解釈や過小評価されている事実さえ、そう思っている存在自体がそんな事実の生き証人でもある。
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日本におけるラングラーの微妙な立ち位置の直接原因はその飾りステッチに起因する、別にVANが起こしたラングラージャンパンが悪い訳ではない。
エドウィンがそのファーストモデルにラングラーのサイレントWを模倣したのも誰しもが知るところと云いたいが意外と知られていない。
まだ、ある種のおおらかさが許された時代とは云えその後エドウィンが国内で圧倒的な地位を築いた1980年代にはそのWのイメージがラングラーのそれ、ではなくエドウィンのそれと云う視覚的なイメージが増大し1990年代にいたっては誤った認識から「エドウィンを真似た」と云う本末転倒的な結論さえ堂々と語る輩を輩出した。
ネットなんてない時代にジーンズ好きの多くが陥った間違いは結局正される事はなく今でもその悪影響の残り香は日本国内に存在している。
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併しそんなラングラーとエドウィンの微妙な関係も現在ではエドウィン傘下と云う形で日本国内のみだが完結?している。
今の関係性を考慮するとエドウィンが飾りステッチが類似した発端を語るとは思えない。
(私的には過去、大手の模倣は後発メーカー、弱小メーカーの常套手段なのでそれ自体が悪いとは思わない、その後の企業努力で立場が逆転するケースなんてよくあることだ)
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さて画像の三本のジーンズは全てラングラーだが全て日本製。
1999年製造のVFジャパン時代の復刻11MWZから現体制後のUSオリジナル13MWZ、そしてジャンキーハーツ別注プロト11MW。
アメカジ衰退期から現在までの約10年間、日本のラングラーを象徴するかの三本だがそれは偶然たまたまの並びです。
唯一サイレントWではないのはプロト11MW、ラングラーでは最初期にして例外的なそれだが過去多くのメーカーから復刻、レプリカが販売されそ、れらのみが本来のラングラーマニア以外に重宝される図式には違和感と前記したイメージが持つ潜在的な問題を考えずにはいられなかった。
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