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03
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2010-03

making 3

1950年代と云うアメリカンカルチャーにおいて最盛期と云える時代のデニムをどう読み解くのか?過去のレプリカブランドから現在のそれらまで忠実さと誇張と妥協の狭間で多様なジーンズを販売してきた。
それらの表題は兎も角としてその表題通りの存在であったかと云えば納得できる面とそうでない面は互いに共存してる。
さてラングラーの11MWZである、ハイウエウト、サンフォされた左綾デニム、両サイドシームを閉じたダブルステッチ縫製、世界に先駆けたジッパーフライジーンズ、馬具を傷つけずジーンズの強度を維持したスクラッチレスリベット、バックポケット内側に施された補強布、フロントポケットにはヨットの帆に使われる丈夫なセイルクロス、ブランド名を誇示するサイレントWの飾りステッチ、安定感を重視した七本ベルトループ、シャープな縦落ち、右綾とは逆方向に捻じれる生地、直ぐに欠損するプラパッチ、縦ベル・マークの刺繍織りインサイドタグ~多様なキーワードはどれも聞き慣れたしある意味、当たり前かもしれないがそれだけではないし、それすらもやられてないジーンズもあったりと深堀すればキリがない。
何にどこまでどう拘るかは単に執着心の問題に過ぎないかもしれないが語らない物(ジーンズ)は只、存在するだけに無言に真実を語ってくれる。
IMGP8993.jpg
そしてオリジナルの11MWZである。
ジャストと云えば単にそれだけですむサイズ感、ウエスト、レングスだけでなく本来パイプドの掛かったやや太めの曲線ラインも今で云うところの普通のストレートとしてして現代でも映える。
そう太すぎる事もなければ細すぎる事もなく、臀部や腰の緩みもなくあまりにも普通に穿けてしまえるのが半世紀以上前のジーンズ、そうラングラー11MWZである。
そこには完成されたジーンズが持つ時代を越えた普遍性がある、レプリカのスタイルをいじる過度なアレンジが実に安直で軽薄な行いであるかを思いしらせてくれる。
同時代のリーバイスに比べると如何に優れたシルエットなのかは比較するまでもない事実、以後の年代においてほとんどスタイルを変える事無く13MWZへと引き継がれて今に至っているのもうなずける。
IMGP9000.jpg
そして大江洋服店にオーダーしたレプリカジーンズ。
寸分違わぬと云えばそれで全ての説明が付いてしまうが、まあ単にそれだけの存在に過ぎないかもしれない。
だがその簡単な試みが達成されていない現実を直視し続けてきた一つの結論として存在に至ろうとしている。
そうパーツや生地の再現云々以前に型紙~形が異なる過去の復刻やレプリカは穿き物としてはオリジナル11MWZと比べると別物に過ぎない。
入手可能な素材を厳選し今出来る事をとことん突き詰めてこそのヴィンテージレプリカ~原点回帰の思想は決して古くなくむしろ時代を超越した常に新しさと揺るぎなさを持つある種の究極の思想だ。
安易なアレンジに逃避する事無く挑戦を続けよう、そしてそれを叶えてくれるのが大江洋服店だ。

*撮影協力:大江洋服店
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Author:BLOOPERS管理人
世界の三大ジーンズブランドWranglerの歴史と各年代の実物を紹介するHP「BLOOPERS」のブログ版。
ラングラー以外のアメリカンクロージングから国産ヴィンテージレプリカブランドまで私的感性に従い手広く紹介していきたいと思います。

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