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2010-03

TRACK KING

*ブランド名:TRACK KING
*生産国:アメリカ
*年代:1960年代
*状態:デッドストック

その昔、無数に存在したアメリカ製品であると同時に無数に存在したマイナーブランドのスニーカー。
1960年代後半辺りのモデルでシンプルながらもポイントを付いた特徴が光るローカットのキャンパス・スニーカーだ。
時期的には純粋競技の枠内から街履きへとスニーカーが進出した時代なだけに当時は類似したモデルが多数存在しの多くは無記名でブランド不明が多い。
所謂OEM生産用の基本ベースのモデルでオーダーを受けたメーカー(工場)がオーダー内容に応じてアッパーのカラー、ソールのパターンを選択し組み合わせるだけで実に多少の違いだけのモデルが古着市場に多く残っている。
ブランド名は後付けのシールかボックスのみと云うのが通例のパターンなので本体にブランド名がないのはボックスのみだったと考えるべきだろう。
TRACKKING9.jpg
真っ黒のようでいてポイントを付いてホワイトのパーツを採用しており意外と目を惹く。
TRACKKING8.jpg
インソールは当時としては意外とシンプルだがブランド名らしいトラックキングのネームがプリントされている。
通常はネームなしのデザイン画が採用されているケースが多いだけに意図的にオーダーしたのであろう。
キャンパスアッパーのインナーは表の黒に対して鮮やかな別色で染められている。
TRACKKING001.jpg
シューレースは通常オールコットンの細紐だが残念ながら欠品しており別紐で代用しています。
アイレット周辺の補強布は布ではなく薄い合成素材が用いられている。
アッパーサイドには補強ステッチが本体と別カラー(白)で施されている。
TRACKKING1.jpg
ヒールカウンターの補強パーツも合成素材とパーツ使いに妙に気を配っているのが特徴だ。
TRACKKING2.jpg
アウトソールはインジェクション式でインソールのパッドはスポンジインソールと廉価なアメリカ製スニーカーの典型的な作りだ。
最大の弱点はクッション性が非常に弱い事だ。
TRACKKING003.jpg
アウトソールのヒール部分。
吸盤状のパーツ使いがバッシュらしい、当然オールスターソールとは全く異なるが現存していないヴィンテージらしいパターンの一つだ。
TRACKKING3.jpg
つま先側のソールパターンだ。
TRACKKING4.jpg
中央にはアメリカ製の表記が入る、当時ではあまりにも当たり前であったが今ではヴィンテージ、オールドでしか出会えないのがアメリカ製スニーカーと云えるだろうか。
TRACKKING5.jpg
ソールパターン全体。
TRACKKING6.jpg
前記したようにインジェクション式のソールなのでバルカナイズ・シューズのように生ゴムのテープを巻いて貼った作りではない、なのでつま先の段差部分は別パーツのテープを貼ったのではなく、そう見えるような形をしているだけである。(つまりは様式美)
TRACKKING7.jpg
このようなマイナーブランドのスニーカーは価値や年代判定があやふやな状態が長らく続いたが現在それなりに価値を付けられはいる、それでもレプリカよりも安いデッドはまだまだ市場で見かけるので手を出しやすいジャンルなのは今も変わりない。
そして古臭さとデザイン的な個性と云う年代を越えた存在感はたとえマイナーブランドであっても陰る事はなく常に魅力的であり続けるだろう。
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世界の三大ジーンズブランドWranglerの歴史と各年代の実物を紹介するHP「BLOOPERS」のブログ版。
ラングラー以外のアメリカンクロージングから国産ヴィンテージレプリカブランドまで私的感性に従い手広く紹介していきたいと思います。

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