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2010-04

Wrangler考~其の2

ラングラーを象徴する飾りステッチと云えばサイレントW、ロデオ・ベンが考案したとされるそれはラングラーを語る上では外せない重要なアイコンだが前回、書いたようにエドウィンがそれを模倣し結果、日本ではより広まってしまいアーキュエイト程、別格視されていないのが何とも云えない気分だが・・(過去のリーバイスレプリカが如何にアーキュエイトを問題なく再現しようと試みたか~)
サイレントW初登場は1948年の11MW、11MJからである、それ以前はプロト11MWがそうであるようにアーキュエイト・ステッチだったがリーバイスが商標登録した関係で約一年で廃止となり代わって考案されたのがブランド名の頭文字をそのまま飾りステッチにしたサレントWである。
時代によりWの中の山位置が下降したり上下のステッチのクロスが省略されたりと変化しながらも現在でも変わらず採用されている。
アメリカ以外の欧州、日本等では本来のそれに大胆にアレンジされたものもある。
更に一見伝統に従いながらどの年代とも符合しないレギュラーならではのものもある等その価値は失われてない。
IMGP9909.jpg
基本的にポケット縁のステッチとは番手違いの糸を使用しているので見栄えは良く意外と丈夫でもある。
パッチと違い欠損しても自己主張を忘れないブランドの象徴だ。
一通り国産の復刻ラングラーに手を出している、いや国産レギュラーにコラボにもだが近年のアーカイブシリーズ全てを買っている訳ではない、流石にMステッチのプロト11MWは買わなかった。
大人の事情は理解出来る、だがありもしない飾りステッチ採用とそれがあったかのような商品解説には正直勘弁してほしい・・
IMGP9912.jpg
ラングラーの歴史や仕様を語るとキリがない、特にリーバイスとの違いにポイントを置けば、だ。
リーもそうだが同じジーンズであっても作りそのもの根本的な違いは多く別物と云える、登場当時ジーンズと云う新しい呼称を意図的に使いリーバイス等のオーバーオールやカウボーイパンツとは違う事を強烈にアピールしただけに、である。
そしてジーンズと云う呼び名はいつしかリーバイス等他社も取り込んでファイブポケット・デニムパンツの一般呼称となる。
リーバイスはジーンズを創造した?いやジーンズを創造したのはラングラーだ、と云う自信たっぷりのワードにはそんな裏付けがある。
そもそもジーンズと云う名称は19世紀に全く別のパンツに用いられたとされる、そう死んだ言葉に新しい意味と命を与えたのはロデオ・ベンだ。
そしてそんなラングラー自体ケイシージョーンズ社が使っていたワークウエアブランドだがブルーベル社に吸収された際に一度死んでいる。
死した存在に新しい意味性と命を与える死者蘇生的な神秘な行いにより誕生したラングラーではあるが市場では全く新しい存在、革新的な存在とされ評価を得た、それはゾンビと云うよりも輪廻転生的な在り方だ。
IMGP9918.jpg
さてジーンズを前から見てもトップボタン、リベツト、ポケット縁、比翼の作り、帯の縫製、ベルトループの位置と直ぐに語るべきポイントが目に入るが~本当に正直キリがないのでそれはまたどこかで。
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Author:BLOOPERS管理人
世界の三大ジーンズブランドWranglerの歴史と各年代の実物を紹介するHP「BLOOPERS」のブログ版。
ラングラー以外のアメリカンクロージングから国産ヴィンテージレプリカブランドまで私的感性に従い手広く紹介していきたいと思います。

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