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2010-04

2010年度夏物初買い報告

毎年繰り返し年頭に思うのは「もうTシャツはいらない~」と云う圧倒的な物量の認識。
これまで若輩の頃も含めれば約20年間買い続けてきたTシャツ達~昔はインポートのアメリカ物やアメリカ古着から始まりヴィンテージ、更には現行商品そこにレプリカブランド等が加わると正直きりがない。
年々山のようにストックはたまる、ヴィンテージのデッドストックだって毎年数枚(多い年には何十枚も)買い続けているのでキリがないし減りようもない。
いっそのことレプリカや現行は全て処分しヴィンテージ・オンリーで充分ではないのか?と何度も悩んだ答えはでないままです。
確かな事はアメリカ物への関心が薄れた事、単純に市場のアメリカ製品が激減したが故とも云えるが・・そして毎年同じ失敗を繰り返す!?いや失敗ではない。
現金を浪費した事への反省は必ず後でするが満足のいく買い物だったので後悔はない。

★ブラックサイン 2010年度新作Tシャツ
ようやく週末に入荷とした思ったら既に欠品間近!兎に角生産数が少ないのと局所的な人気で常に品薄のブラックサインの数少ない夏物です。
云うまでもなく1930年代以前には半袖Tシャツや半袖シャツは一般的には存在しないので商品構成が限定されてしまうのがやもうえないが・・
そしてシンプルな1950年代スタイルのヴィンテージタイプのボディーに意味深で単色だが細部まで細かくデザインされたプリントの新作達~そう吹上のヴィンテージブルー直営店MOM&POPに行き衝動を抑えられずに買いました。
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怪しげなプリントデザインに関しては云いたい事は山ほどあるが公式HPでも意図的に解説無しで通しているので、まあそれにならいましょう。
繰り返し云える事は「魔術的な怪しさ」これがブラックサインのプリントデザインを示すワードでしょうか。
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私的には全国のディーラーはどのようなセールストークでこれらを売るのだろうか?と気になります。
時には寓意的に、時には哲学的な、時には単純なシンボルとして~内実された意味性は分からなくてもそこに何かを感じる自身の感受性に従えば決して難解だとは云ないし、そう思う事さえどうでもよい。
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兎に角、直営でいつ何を買うにしても「最後の一枚」と云うパターンが発売したばかりでも多いのがブラックサインの買い辛さか・・これまで一体幾つ買い逃した事か。
興味のある方は悔いの無い物欲をお奨めします。
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★クッシュマン 2010年度新作Tシャツ
ブラックサインの怪しいTシャツを買った次はドントでクッシュマンの新作Tシャツを購入。
今年はメーカーモノ的なデザインが多くプリントも多色でいつになく新鮮であり懐かしさも同時に感じられるのは実物との相互関係が上手く発揮されているからだろう。
明るく健康的なアメリカ観をフィルター無しに捉えたリアリティは社会性や生きる事の肯定的な側面を力強く感じさせる。
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リサイクルコットン生地は10年近くも採用され続けた定番のものだがその適度なスラブ感と凹凸のランダムさと甘織りシュリンク具合は実に1940~50年代のヴィンテージとの類似性が強い。(正確には肉厚なタイプではない方に、である。)
確かにウエアハウスのそれもよく似ているが生地がやや厚すぎる、その為着込んで生地が痩せた状態では明確な差が生じる。
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さて古いアメリカの表と裏のようなクッシュマンとブラックサインのTシャツプリントだがその違いがあってこその個性である。
アメカジとかヴィンテージレプリカと云う似たようなジャンルにおいて安っぽい創作等しなくてもその切り口の違い、見据える視線の先によりこれだけの違いがあるのは実に興味深い。
そして両者ともに真実の古きアメリカにその起源を持っているからこそ我々は魅了される。

★ブラックサイン 2010年度新作インナー
MOM&POPにおいて物欲ったのはTシャツだけではなくこれらインナー類も、だ。
正直見るだけで買う気はなかったがその生地感、縫製、パーツ使い、全体のシルエットや存在意義全てに圧倒され結局は購入。
そしてこれらも週末に入荷したばかりなのにサイズ欠品が生じている・・どうやら物凄く売れているらしいのが失礼ながら信じられない。
一般的なレプリカ市場のステレオタイプの価値基準から逸脱した商品だからだ、そうどのようなものか分かっていて買う人間がそれほどいるとは思えないが・・
アーミッシュアンダーウエアは一見して只のヘンリーネックTシャツに見えるが手付けの黒蝶貝のボタン、フラットシーマー個所の意図したランダムな生地のラップ具合、細やかな裏生地の配置、袖リブの編み込み、スラブ生地の適度なムラ感と起毛感など実物が持っている完成度、存在感の高さは異常である。
衣類の中で一番、手を抜きやすいインナーしかも肌着にこれほどのこだわりを持って物作りをする姿勢には頭が下がる。
見るだけのつもりだが、それだけで済むはずはなくお買い上げだ。
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もう一枚はランバーメンズ・ダブル・ブレステッド・アンダーウェア、首周りか胸にかけてのダブル・ブレステッドと呼ばれる開閉のパターンが最大の特徴、サンプルの時点では流石にこのやり過ぎなデザインに意気込みは理解出来るが買うのは別と感じた。
だが全体のあまりにも高い完成度に感動も大きく買い逃す筈はない。
それでも前掛けのような奇抜な外観から、これ一枚で出歩くには抵抗があるがシャツの下のインナーに是非使いたいものだ。
云うまでもなくこれらインナー類はTシャツが誕生する以前のインナーをデザインソースの起源に持つ。
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全てにおいて手の込んだ作りだが生地感もカラーによってその表情は違い全色制覇したくなる欲求を抑えるのが大変だ。
ただし直営店でさえ確保している在庫数が限られている中、出荷先のディーラーも含め、手に入れるチャンスは意外と少ないかもしれない。(まだ販売後一週間もたっていないが)
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★ラングリッツブランド 2010年度夏物新作ワークシャツ
MOM&POPに行ったからには同じビルの真下の階にあるラングリッツジャパンに行かない筈もない。
ラングリッツレザーズにおいて日本企画で誕生したのがラングリッツブランド、レザーではなくアパレル類を展開しており日本製、最高品質の謳い文句には間違いはない。
だがバイカーズギアとしてのレザージャケットをサポートするアパレルである以上、様々なハイテク素材も用いておりヴィンテージレプリカではない。
だが本場アメリカンブランドの血統に恥じないデザイン類は物欲を確実に刺激する。
ワークショップの店員でも着ていそうなワークシャツはシンプルながらも背景の確かさを背負った商品だ。
しかもマイサイズは在庫一枚のみとなれば迷っている場合ではない、併し販売してさほど月日が経ってないと云うのにこの在庫数の少なさはなんだろうか・・少数生産にしても他社のように過剰に吹っ掛けた価格帯でないので手を出しやすいからだろうか・・
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最後に久しぶりのラングリッツ・クラッシックから新作のTシャツが遂に登場。
全体を通じて113番目の限定アイテムは過去の商品同様に専用ボックス入りのTシャツだ。
三面のプリントはヴィジュアル的なアプローチとしては最も刺激出来だがシンプルな単色カラーは子供臭くなりがちなそれらの要素をしっかりと抑え安定させている。
ボディーはアメリカ製ヘビーウエイトのボディーだ、以前ほど強固でない分、だいぶ着やすく改善されている。
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そうそう今回はジェフ・デッカー氏とラングリッツのコラボレーション物なので左胸と背面のロゴが見慣れたそれではない、コレクティブ・マークと呼ばれるものになっている。
それについてやジェフ・デッカー氏についてはラングリッツ・ジャパンのブログ等を参考にしていただければより分かりやすいでしょう。
アメカジ云々とはまた一味違った世界観の広がるアイテムだと云えるが・・流石にバックルに手は出なかった。
余談だがアーティストとしての氏の評価は高い、意外な事に商売上無関係の業界人や作り手からの評価なので本音だろう。
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ちょっと見に行く感覚で外出し実質二店舗しか行っていないのにどえらい金額を浪費したものである。
更に全てこの愛知県に所縁のあるブランドであると云うのも因縁めいたものがあるような、ないような~実際のところ、よい物だけを買う事にしようと選別していった結果に過ぎない、これは大江洋服店マニフォールドにも同様に云える事である。
こうして2010年度も満足のいく物欲イヤーが始まってゆく。
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世界の三大ジーンズブランドWranglerの歴史と各年代の実物を紹介するHP「BLOOPERS」のブログ版。
ラングラー以外のアメリカンクロージングから国産ヴィンテージレプリカブランドまで私的感性に従い手広く紹介していきたいと思います。

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