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2010-04

Wrangler考~其の7

ラングラーを代表するジーンズと云えば11MWZ?それとも13MWZどちらを思い浮かべるだろうか。
現実的には1965年に11MWZからフラッグシップ・モデルの地位を引き継いだ13MWZは今年で誕生45年を迎え現役のカウボーイ専用ジーンズと云う絶対的な地位と評価、人気を得ている。
それに対して11MWZは13MWZにその地位を奪われて以後は細々と存続するがVFにブルーベルが吸収合併された1986年を最後に消滅している、そう死後24年と云う具合か。
一般的には、いや本来はそのような現状から13MWZがラングラーを象徴するジーンズであるべきだ、実際アメリカでは13MWZしか販売されていないので。
だが我々日本人は思わず11MWZと口走ってしまう。
それはリーバイスと云えば501XXと云うのと同じように現実とかい離しているものの、そうさせる確かな背景があるからだ。
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ヴィンテージブームの到来に合わせるように1980年代末~1990年代においてファッション誌の執拗な古着特集はリーバイスばかりだが僅かながらも11MWZ、更にはラングラージャパンが販売し始めた復刻11MWZと云う存在を紹介し、ジーンズショップはこれまでとは品番の異なる未知の存在として11MWZをこわごわと扱い始めていた。
ジーンズや古着に興味を持ちだした日本の一般的な市場はそれを素直に受け入れ、その後レギュラーモデル、復刻モデルと区分されながらも約10年間販売され続けた11MWZなるジーンズをラングラーを代表する定番モデルと認知するに至った。
それが既にアメリカでは死んでいる存在であること、そして11MWZと呼ばれたジーンズがかって存在した11MWZとは全く別物であることを知ってか知らずか~である。
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21世紀に入って現在のラングラー日本法人(エドウィン商事)は意図的なのかレギュラーモデルで11MWZの品番をあまり使いたがらない傾向がある、そうラインナップに入っていない空白期間があった。
傾向的には13MWZと77MWZの二本看板と云いたいものの廉価な量販店向けジーンズがあまりにも市場に流通し結果的にそちらの方がイメージ的には強くなっているが・・
だが13MWZと云う現実の定番と同品番を意図して使うには物的には別物でも本家アメリカの真実と歩調を合わせたいと云う意識があるのだろうか?だが云うまでもなく77MWZと云う品番のブーツカットはアメリカには現在そして過去においても存在していない。
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さて、そんな本来は過去の名品であるべき11MWZの名称は11オンス、メンズ、ウエスタン、ジッパーを意味する。
だが誕生当時は11オンスであった11MW、11MWZだが1950年代に入ると早々13 3/4オンスに上がりその意味性はなくなる、その後1960年代には14オンス、1980年代には14 3/4オンスになる。
そう誕生当時はリーバイスよりも軽く薄く肌に馴染みやすいデニムであった筈だがいつしかリーバイスよりも分厚いデニム生地になっていた。
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世界の三大ジーンズブランドWranglerの歴史と各年代の実物を紹介するHP「BLOOPERS」のブログ版。
ラングラー以外のアメリカンクロージングから国産ヴィンテージレプリカブランドまで私的感性に従い手広く紹介していきたいと思います。

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