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2010-05

CUSHMAN Wrangler11MJZ TYPE

*ブランド名:クッシュマン
*モデル名:14オンス・デニムジャケット バック刺繍入り
*素材:14オンス右綾デニム
*年代:2003年

2003年の秋に新発売された当時に購入したクッシュマンのG-ジャン。
ラングラー11MJZを模倣したデザインになっているが細部のディティールから大まかな素材選びなどに大胆な違いが幾つか見られる。
基本的にはそのものを再現ではなく多様なヴィンテージの在り様を一枚のジャケットに凝縮した結果、外観を11MJZ風にした存在と云える。
昔から云っているがアレンジを好むクッシュマンらしいG-ジャンである、そもそもデニムブランドではないクッシュマンにとりデニム製品は決して目玉ではないしブランドイメージの中央におく存在ではない。
その為にジーンズも含め忠実な復刻とは云い切れない面もあるがそれは過度にジーンズの復刻に執着していないブランドの姿勢故である。
だが古参のブランドが大半そうであるように、レプリカジーンズから派生した現在のレプリカブランドの在り様の影響から随分と前から一部ユーザーからはそうは思われていない面もあるようで完全復刻を目指さない事への不満や批難を
を耳にする事が出来る。
だがそう云う意見を語る方に限って自身が好む別ブランドの大胆過ぎるアレンジや創作を忠実と思い込んでいる面もあるので人の評価や意見なんで実にいい加減なものである、結局のところ好悪の判断と購入の決め手は買手各個人で決めるしかない。(私も含め他人の意見を参考にするのもほどほどに~と云う意味で)
また別の視点を持つとレプリカと一口に云っても各ブランド毎に考え方や方向性の違いから商品構成やどこまで忠実に行うのか、アレンジ、ディフォルメのやり方も違ってくる、それら全て把握して商品に向かい合うのは実はかなり面倒で難しい。
更に云えばレプリカのレプリカのような他社模倣の場合、模倣したそれが何であるか分からずに実体とそぐわない解説をメーカー自身がしたり、他社のアレンジを忠実と思い込んで模倣する等、更に買い手を混乱させる状況は多々ある。(云うまでもないが昔からクッシュマンは模倣される対象であったは)
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さて現物のG-ジャンに話を戻そう、大凡の外観は11MJZのスタイルをしている。
胸ポケットにはWの飾りステッチではなくラングラーではボーイズ・モデル、更にはそれ以前のブルーベルのデニムジャケットにも採用されていた平行線のステッチ。
ジッパーはタロンのジャケット用ジッパーを採用、生産時期により違うジツパーを付けているようだがこれはファーストロット。
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背面にはチェーンステッチによるデコレーションが施されている、飾りなしのプレーンも販売されている。
刺繍自体は特定のヴィンテージを参考にした訳ではない。
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生地は14オンスの右綾デニム、当時は新生地と呼ばれたが今では旧生地よりも採用期間は長く新とは云いきれないくらい定番化しておりあらゆるクッシュマン製品に採用されている。
粒感とザラ感が強いレプリカらしい過剰さを強調したデニム生地だが色落ちはまだまだ途中段階だ。
幾ら約七年が経過していても流石に着用期間の短いG-ジャンでは色を落としきるのは難しい、更に云えば無数にG-ジャンを所有する我が身としては、まあこれでも着こんでいる方だと云えるのは少々情けない事実だ。
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リベットは今ではレプリカでも目にする機会の少ないスコービルのパーツを使用している。
袖口の裏~帯個所の縫製はシングルステッチとチェーンステッチを多様するラングラーとは根本的に異なる、このような差異は裏返すと幾つか発見出来る。
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ブランドタグは革パッチ、そもそもローバックスのレプリカジーンズに使用していたパーツを流用している。
未防縮デニムの強烈な縮みと捻じれの影響で多少よたっているが革自体には変化はあまり出ていない。
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パッカリングはあまり出ていない、もっと着込み洗う必要があるだろう。
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前をめくると退色したジッパーテープを確認出来る、コットン素材のテープは豪快に色落ちしている。
ディティールの特徴として裾部分にセルビッチを配置している、ラングラーでは云うまでもありえないがより古い年代のワークジャケットで稀に見られる希少な仕様を行っている。
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生地裏はかなりランダムな織り具合でザラ感と凹凸感の強い生地の感触はラングラーの左綾デニムとは全く似ていないがそれ故にリーバイスタイプのジーンズを愛用するユーザーからの受けは意外と良かったそうだ。
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カフス付近。
縦落ちは出かかっていると云う段階、デニム生地自体は同社のジーンズやデニムバッグと全く同じなので色落ちの結果は想像出来るが、これ自体の完成した色落ちはやはり実物で達成しないと意味がない。
パーツ類は汎用のスナップボタン、形状が似ていないスクラッチレスリベットを採用している。
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サイドゴムの個所は云い具合を出しつつある。
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立体感のある刺繍は迫力があり多少は色も落ち、古風で質感のある風合いを醸し出している。
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全体的にはまだまだこれからの一枚です、ジーンズと違いG-ジャンやカバーオール、デニムシャツの色落ちを完成させる難しさは云うまでもないし上下デニムで合わせる事自体のそもそもの難しさも考えれば色落ちの果てなんてものは本当に未来の話しなってしまう。
それでも手放せないし今後も細々と愛用するであろう一枚なのは確かです。
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世界の三大ジーンズブランドWranglerの歴史と各年代の実物を紹介するHP「BLOOPERS」のブログ版。
ラングラー以外のアメリカンクロージングから国産ヴィンテージレプリカブランドまで私的感性に従い手広く紹介していきたいと思います。

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