GAP CampusSneaker HI
*ブランド名:ギャップ
*モデル名:キャンパス・スニーカー・ハイカット
*生産国:中国
*素材:キャンパスアッパー、ゴムソール
*年代:2008年頃
以前、紹介したのと同じくGAPのスニーカーです、ハイカットは全然デザインが違いますがこれまたヴィンージ感が漂う出来栄えでした。
何故だろう?と云う疑問を余所にこれもシーズンアイテムの寂しさか普通にセールで処分されていた。

複数のカラーが販売されていたがよりヴィンテージ感が強い配色を購入、細部の作り込みの甘さを差し引いても決してもある程度は満足出来る一足だ。
そしてどこか見覚えのあるデザイン~そうコルチェスターラバー復刻と非常に酷似している。

ご覧のようにGAPの中国製品です、サイズ展開が貧弱なのはアパレル屋のフットウエア故だ。
そしてトップとヒール。
ラウンドしたハーフキャップにソール全体が一体形成のような分厚いフォキシングテープと1950年代以前のバルカナイズ・シューズに多く見られる仕様だ。

アッパーサイドの補強布も縁を綺麗に処理されており手の込んだ、いや手作業故に作り込まれたヴィンテージをイメージさせる。

フォキシングテープは複数のテープで立体的に構成しているのでなく一枚のテープを貼り付けているので見た目はシンプルだが内部構造の貼り合わせからくる段差が見事に浮き上がっている。
こういった素朴な古さを今に活かすデザイン作りの発想を何故GAPがしたのか不思議だ・・

インソールにはGAPのロゴ入り。

アウトソールのヒール部分には大きくGAPのロゴマーク入りのパッドのようなものがデザインされている。
そこ以外は全面に同一の渦巻きのような円形の形状がデザインされている。
唯一にして最大、ヴィンテージぽくないのはこのアウトソールのパターンだ。

この安っぽいソールは今の製品にも採用されているようだ。

ソールやアッパーの素材は必ずしも天然素材100%ではないし直線的、平面的過ぎる各種パーツにも不満はあるが廉価な現行商品でここまでやれるだけ立派である。
意図的なのか偶然なのかGAPでしかも中国製でここまで出来るのに何故、こだわりを主張する国産でより優れたヴィンテージレプリカが少ないのはブランド自身のコンセプトの無さが原因だろう、OEM先の規格丸使いで特に明確な意図もなく作られたそれらはある程度の良さを誇っても魂の抜けた存在にしか見えず、何の魅力もない。
勿論このスニーカーに企画者、作り手の魂がこもっているかと云えば微妙だが、より打算的な存在に負ける国産アメカジブランドの誇りとはどこにあるのだろうか?
*モデル名:キャンパス・スニーカー・ハイカット
*生産国:中国
*素材:キャンパスアッパー、ゴムソール
*年代:2008年頃
以前、紹介したのと同じくGAPのスニーカーです、ハイカットは全然デザインが違いますがこれまたヴィンージ感が漂う出来栄えでした。
何故だろう?と云う疑問を余所にこれもシーズンアイテムの寂しさか普通にセールで処分されていた。

複数のカラーが販売されていたがよりヴィンテージ感が強い配色を購入、細部の作り込みの甘さを差し引いても決してもある程度は満足出来る一足だ。
そしてどこか見覚えのあるデザイン~そうコルチェスターラバー復刻と非常に酷似している。

ご覧のようにGAPの中国製品です、サイズ展開が貧弱なのはアパレル屋のフットウエア故だ。
そしてトップとヒール。
ラウンドしたハーフキャップにソール全体が一体形成のような分厚いフォキシングテープと1950年代以前のバルカナイズ・シューズに多く見られる仕様だ。

アッパーサイドの補強布も縁を綺麗に処理されており手の込んだ、いや手作業故に作り込まれたヴィンテージをイメージさせる。

フォキシングテープは複数のテープで立体的に構成しているのでなく一枚のテープを貼り付けているので見た目はシンプルだが内部構造の貼り合わせからくる段差が見事に浮き上がっている。
こういった素朴な古さを今に活かすデザイン作りの発想を何故GAPがしたのか不思議だ・・

インソールにはGAPのロゴ入り。

アウトソールのヒール部分には大きくGAPのロゴマーク入りのパッドのようなものがデザインされている。
そこ以外は全面に同一の渦巻きのような円形の形状がデザインされている。
唯一にして最大、ヴィンテージぽくないのはこのアウトソールのパターンだ。

この安っぽいソールは今の製品にも採用されているようだ。

ソールやアッパーの素材は必ずしも天然素材100%ではないし直線的、平面的過ぎる各種パーツにも不満はあるが廉価な現行商品でここまでやれるだけ立派である。
意図的なのか偶然なのかGAPでしかも中国製でここまで出来るのに何故、こだわりを主張する国産でより優れたヴィンテージレプリカが少ないのはブランド自身のコンセプトの無さが原因だろう、OEM先の規格丸使いで特に明確な意図もなく作られたそれらはある程度の良さを誇っても魂の抜けた存在にしか見えず、何の魅力もない。
勿論このスニーカーに企画者、作り手の魂がこもっているかと云えば微妙だが、より打算的な存在に負ける国産アメカジブランドの誇りとはどこにあるのだろうか?
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