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2010-06

Wrangler考~其の10

現代ファッションの在り方においてジーンズのセットアップが難しいと云われ続けて既に何年経過した事だろうか。
いや何十年か。
それと同様にシャツも含めた全身の統一化は難しさと気恥ずかしさを同居させつつ同時に羨望でもある。
基本的に過去のアパレルに向けられた熱情は過去の正式なスタイルを安易に否定しきれないところがある、そうジーンズ+G-ジャン+デニムシャツのウエスタン(あるいはワークの)正装は無骨な過去のアメリカ男性のイメージとして確かに過去そうであった。
そして多少の変貌を遂げたものの現在のカウボーイスタイルもほぼそれを継承している。
デニムの復権は過去幾度も起きているものの、類似素材同士の組み合わせの難しさ、経年変化する素材感のバランス感の難しさはいつの時期にも付いて回る。
だが過去の廃れたファッションとして軽視する考えの方が組みわせの良し悪しよりも実は実体的だったりするがそれとて割と近代の過去、そう繰り返しの中の一時期であり根本のヴィンテージの時代への批判ではない。
結局は全体意識のようなイメージと云うものに自身の価値観を従属させているだけなのかもしれない。
IMGP0404.jpg
確かな事実は過去のラングラーを証明するあらゆる資料において、いやそれはリーバイスにしろそれ以外の何かしらにしろ決して珍しくない全身デニムのいでたちを繰り返し見る事が出来る。
だがその全身デニムは実は全身同素材ではない、そうシャツはダンガリーだからだ。
古くからデニムと混同されているダンガリー生地は縦糸と横糸の関係がデニムと逆転している生地でシャツやジャケット、ワークパンツに頻繁に採用されている。
ラングラーでも同様にデニムシャツと呼ばれても実際にはダンガリーを使用している、更に云えばブルーベル社のワーク系統のアイテムは大半がオンスや染めの異なるダンガリー生地で作られている。
だがフラッシャー等を見るとしっかり8oz DENIMと明記されていたりする・・本当にデニムとダンガリーは混同されている。
IMGP0408.jpg
さて別素材と云う事が判明しても気恥ずかしさは容易く消えない。
それでも色目や生地感、色落ちの異なる類似したファブリックの組み合わせは自己満足と云う本義の元には正当化される側面もあるが果たしてどうであろうか・・いや万人向けなんて言葉をこの場面で使用するのはためらうが・・そして結論はでない。
IMGP0407.jpg
只、今確かなのは気候的にG-ジャンどころかダンガリーシャツですら暑くてもう着る機会はない可能性が高いと云う事だ。
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Author:BLOOPERS管理人
世界の三大ジーンズブランドWranglerの歴史と各年代の実物を紹介するHP「BLOOPERS」のブログ版。
ラングラー以外のアメリカンクロージングから国産ヴィンテージレプリカブランドまで私的感性に従い手広く紹介していきたいと思います。

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