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2010-06

WARE HOUSE LEATHER-SNEAKER BLACKxWHITE

*ブランド名:ウエアハウス
*モデル名:レザースニーカー
*生産国:日本
*素材:アッパーレザー、ゴムソール
*年代:2003年

ウエアハウスが2003年の夏に販売したレザースニーカー、以後幾度か再生産されているので割と記憶に残るモデルだ。
1950~1960年代前半のアディダスのサッカースパイクのアッパーに1970年代以降のスーパースター(バスケットシューズ)のアウトソールを貼り付けたというジャンクモデルを復刻したスニーカーだ。
何故か販売当時、「スーパースターのプロトモデル」と云う珍妙な紹介をされていたが・・
カラーは当時のサッカースパイクの主流のカラーで黒ボディに白が追加されたツートンカラーは今には無い斬新なものだが当時、アディダスのサッカースパイクでは非常にありふれたカラーで様々なタイプのスパイクにも採用されてきた。
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スパイクシューズそのものを創造したと云えるアディダス社の半世紀以上前の名品サッカースパイクの外観を持つスニーカーは異質だがデザイン的にも強い個性を持つ、まあ通常のアメリカンクロージングの枠内の存在を復刻していないのだから当然だが。
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履き口、ミッドカットのアッパーはオリジナルと同じく切りっぱなしになっている。
このミッドカットも半世紀以上前のスパイクの特徴で何故か当時のスパイクの多くがこのルーズなミッドカットを採用していた。
ヒール部分にぶら下がっている革は足の出し入れ時に利用するものだが先の部分を折り返して固定しているデザインも当時あった。
見慣れたヴィンテージ・バスケットシューズにはない仕様は実に新鮮だ。
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オリジナル同様にライナーがなくアッパーレザーの床面が露出している。
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ベロ裏、スポンジが普及する前によく見られたディティールである補強布が付く。
ブランドタグも配置されている。
black7.jpg
タグには「全ての選手の主要なシューズ」とか「快適さを維持する最良の方法」とかアピール分が並び最後には「スタジアムとフィールド」と記されている。
このアッパーはサッカースパイクだったので元ネタにもほぼ同文が記されていたのだろう。
この文面でこれをスパースターのプロトモデル~つまりはバスケットシューズと判断するのはかなり無理がある。
それ以前に外観のデザインでそもそも判断出来ない時点でそのようなワードは愚かな妄言と化す。
black8.jpg
アウトソールはサイドステッチ製法、パターンはヘリンボンソールを採用・・というかスーパースターのソールをそのまま模倣している。
アッパーとソール(製法込み)の年代差は最大で20年越えとひどくアンバランスだ。
せめて1970年代以前の、貼り合わせのバルカナイズ製法かカップ式ソールのインジェクション式製法のアウトソールを使っていればアッパーの年代に近い古さを全体で形成出来たが・・
プロトと云う主張の割にはトーナメント、スーパーグリップよりも後代のソールを採用している事への説明は当時なかった。
black9.jpg
ソールサイドのつま先部分には奇妙なゴムの貼りあわせが一か所ある。
これはソールサイドにかかったトゥキャップ(シェルトップ)を途中で切断して強引に一体化させた結果であろう。
当然このスニーカー自体はレプリカなので元にしたものが同様の仕様であったのが理解出来るがそれは、これがプロトではない事を証明している。(シェルトップ採用後のソールが採用前に存在する筈はない)
black11.jpg
ジャンクモデルのレプリカと云うのは実に珍しい、普通は実用させる為にアレンジするのだがそうではないからだ。
ヴィンテージブームの際には普段履き出来ないサッカー、陸上等のスパイクのソールを無理矢理、貼り替えて販売されているのを幾度か目にした、元ネタも多分そんな存在であったのだろう。
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世界の三大ジーンズブランドWranglerの歴史と各年代の実物を紹介するHP「BLOOPERS」のブログ版。
ラングラー以外のアメリカンクロージングから国産ヴィンテージレプリカブランドまで私的感性に従い手広く紹介していきたいと思います。

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