VINTAGEラングラーのジーンズにおける歴史的事実として裾の処理は工場で製造された初期段階からシングルステッチである事。
無論1940年代のプロト11MWや1960年代のオープンシーム・タイプの11MWZには例外的にチェーンステッチで処理された物も存在するが、それらはあくまでも例外に過ぎない。
原則的にマーベリックも含めてヴィンテージ、オールド、レギュラー全てにおいてシングルステッチが伝統的に正しい在り方である。

そして1950~60年代の11MWZたち。
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検証するまでもなく全てシングルステッチだ。
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チェーンステッチの綿糸縫製の場合、シングル以上に縮みにより裾口が狭まるケースが多い。
それはウエスタンブーツを収納するラングラージーンズの脚部には向かない、そのような事実もラングラーが古くからシングルステッチを採用した理由だろうか。
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裾部分の直線的な色落ちは少々物足りないと感じるのはリーバイス・レプリカの価値観に毒されているからだ(笑)と云う事にしておこうか。
そもそも左綾デニムで傾斜したアタリはチェーンステッチでも出づらいので実はどっちでも色落ちに関する効果はさほど違いは無い。
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細番手によるシングルステッチ縫製、折り幅も割と広め、リーバイスタイプ・レプリカの価値観や定説と全く異なるのはラングラーであるから当然だ、そうこれはラングラーなのだ、リーバイスではない。
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確かな過去を再確認するのもたまには悪くない。
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