VINTAGE LineMen Boots(1960's)
*ブランド名:不明
*モデル名:ラインマンブーツ
*素材:スエード、ヌバック
*生産国:アメリカ
*年代:1960年代
*状態:デッドストック
ラインマンブーツ、名称が表すように電気配線、電気工事関係、特に高所作業に従事する労働者が好んだとされるワークブーツ。
爪先付近までレースが通るレーストゥはより足へのフィット感を増す為の仕様、セパレート式のアウトソールも足場に引っ掛かりやすいように配慮された仕様だ。
1930~60年代までのアメリカのワークブーツの大定番の一つとして知られていたが昨今は労働条件の変化によりあまり見掛けないがレプリカでは割と頻繁に販売されるので認知度は高い。

モノは1960年代、ヴィンテージ実物、状態はデッドストック。
ブランドはブーツ本体に明記がなく不明。
何度も云っているが昔のアメリカのフットウエアメーカーはフラッシャーや箱のみにブランド名を明記するケースが多く付属品が無いとブランドが分からない。
だが分からないからと云って決して当時の粗悪品ではない。

レースホールであるアイレットはかなり大きく細い丸紐との相性は異質な組み合わせ感。
ウエルトはストームウエルト。

レース上段はフック留め。

ヒール補強。
ステッチは白に統一されている。

サイドビュー。

レザーは足馴染みの良いソフトなスエード。

アウトソール。

白いコルクソールを採用しアッパーとの色合わせは絶妙だ。

ブロックタイプのヒール。

インサイド。
一枚革のアッパーは銀面側も起毛したヌバック。
作りはグットイヤーウエルト製法。

色彩的統一感を乱すインソールの黒いヒールパーツは見えない個所だけに妙なインパクトだ。

シュータン。
甲の圧迫を防ぐために薄く柔らかい革を採用するケースが多いのはアメリカの古靴では常識。

こちらも両面起毛に仕上げられている。

微妙に左右のバランスが悪いのはアメリカ製品ならでは、ではなくそもそもがワークブーツだ、ドレスシューズのような工業規格で作られている筈は無い。

古いアメリカ靴の持つ絶対的な存在感と古式そのものである外観、質感と云う強烈な個性は時代に左右されないリアル(本物)の証だ。
*モデル名:ラインマンブーツ
*素材:スエード、ヌバック
*生産国:アメリカ
*年代:1960年代
*状態:デッドストック
ラインマンブーツ、名称が表すように電気配線、電気工事関係、特に高所作業に従事する労働者が好んだとされるワークブーツ。
爪先付近までレースが通るレーストゥはより足へのフィット感を増す為の仕様、セパレート式のアウトソールも足場に引っ掛かりやすいように配慮された仕様だ。
1930~60年代までのアメリカのワークブーツの大定番の一つとして知られていたが昨今は労働条件の変化によりあまり見掛けないがレプリカでは割と頻繁に販売されるので認知度は高い。

モノは1960年代、ヴィンテージ実物、状態はデッドストック。
ブランドはブーツ本体に明記がなく不明。
何度も云っているが昔のアメリカのフットウエアメーカーはフラッシャーや箱のみにブランド名を明記するケースが多く付属品が無いとブランドが分からない。
だが分からないからと云って決して当時の粗悪品ではない。

レースホールであるアイレットはかなり大きく細い丸紐との相性は異質な組み合わせ感。
ウエルトはストームウエルト。

レース上段はフック留め。

ヒール補強。
ステッチは白に統一されている。

サイドビュー。

レザーは足馴染みの良いソフトなスエード。

アウトソール。

白いコルクソールを採用しアッパーとの色合わせは絶妙だ。

ブロックタイプのヒール。

インサイド。
一枚革のアッパーは銀面側も起毛したヌバック。
作りはグットイヤーウエルト製法。

色彩的統一感を乱すインソールの黒いヒールパーツは見えない個所だけに妙なインパクトだ。

シュータン。
甲の圧迫を防ぐために薄く柔らかい革を採用するケースが多いのはアメリカの古靴では常識。

こちらも両面起毛に仕上げられている。

微妙に左右のバランスが悪いのはアメリカ製品ならでは、ではなくそもそもがワークブーツだ、ドレスシューズのような工業規格で作られている筈は無い。

古いアメリカ靴の持つ絶対的な存在感と古式そのものである外観、質感と云う強烈な個性は時代に左右されないリアル(本物)の証だ。
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