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2011-08

Wrangler考~其の22

「スイマセンこのブランドってラングラーやブルーベルと関係しているんですか?」なんて感じに古着屋のスタッフやオーナーに質問される経験が10年以上前から幾度もあった。
最近はないので失念していると不意打ちのように尋ねられてしまう。
それはSEDGE FIELD(セッジフィールド)の製品について、だ。(ブルーベルのネームが明記されてないタイプやタグが欠損した実物が疑問の元だ。)
IMGP5510.jpg
公式には1974年頃に誕生(厳密には別ネームのスポーツカジュアル・ラインがネームを変更した)となり消滅はハッキリしないがVFグループ編入前後にはマーベリック等と同様に整理されたと推測出来る。
実際、古着市場でお目にかかるには1970年代後半~1980年代前半のフレアパンツや廉価なトップスばかりだ。
IMGP1831_20110704185453.jpg
年代的にオールドに属する時期に活動していたブランドではあるが、その実態に不明確な点がある。
それは活動年代がハッキリしている割には実年代よりも古く見える作りのシャツ、ジャケットらが多数、存在する事だ。
これはネームよりも作りで判断する古着屋にとり非常に困惑する材料となる。
そう、どう見ても1960年代いや、場合によりそれ以前にも見える作りと○Rの無い斜めベルのタグを見てしまうと首をかしげざるえない。
IMGP5516.jpg
さて話しを最初に戻すとセッジフィールドがブルーベルのブランドと知っている、いやタグにそう明記してあるので分かってはいるが私に質問をする古着屋のオーナーやスタッフの場合、やはり年代についてだ。
これに関しては活動期間とのアンバランスに明確な回答は出ない。
IMGP2756.jpg
推測として、実は公式とされている年代以前に既に存在していた可能もあるが、それよりも生産工場による事情の可能性を挙げておきたい。
よく何年代の仕様なんて云うが10年刻みで全米全ての工場が仕様を更新している訳でなく、メーカーや地域により進化の速度は異なる。
ブルーベルにおいても自社工場でタグを付け替えているだけのラングラー、ビッグベン、マーベリック、セッジフィールドのシャツでは全く作りは同じだが外注生産だとそうはいかなくなる筈だ。
事実、極端な例としてセッジフィールドと同時代のストア系ブランドで生産国をアメリカ国外の契約工場に委託した商品では「時代よりも古い作り」や「アメリカ製品では見慣れない作り(だいたい廉価で粗悪だが)」の商品が実に多い。
もしかしたらセッジフィールドの商品の多くが1960年代の製品にしか見えない理由はそのような原因なのかもしれない。
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Author:BLOOPERS管理人
世界の三大ジーンズブランドWranglerの歴史と各年代の実物を紹介するHP「BLOOPERS」のブログ版。
ラングラー以外のアメリカンクロージングから国産ヴィンテージレプリカブランドまで私的感性に従い手広く紹介していきたいと思います。

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