VINTAGE 民間用G-1 TYPE(1950's)

まあG-1モドキです。
このテの民間用フライトジャケットは年代の割に評価が低いので非常にお買い得です。
ついでに云えばサイズ展開も豊富で非常にありがたい。
レザーはカウハイドですが年代同様の古風で生命感あふれる革質も実に良い。
真面目なミリタリーマニアには許容出来ない対象でしょうが私にとっては全然気にならない。

ジッパーはタロン。


表情豊かな革質は過剰にシボ感を強調する昨今のレプリカと比べても遜色ない。

ポケットはスナップボタン式、ここらヘンも本格感が無い抜いたディティールで面白い。


ポケット内のインサイドタグはすっかり丸まっているがサイズ表記は38、今の感覚なら34~36程度のサイズ間とヴィンテージらしい小さめの作りなっている。


ニットリブの張り感はしっかりしており虫食いは一切ない、実に良好なコンディションだ。


ライナーはキルディング仕立てで実に民間的。
タグは欠損している。



袖リブの微妙な変色具合も良い風合いだ。

本物のタロンジッパーだ。



似たようなG-1モドキは以後の年代おいても無数に存在しそれはA-2モドキ同様に一般的な革ジャンの一つの定番スタイルとして確立しているがやはりディティールや革質は年代によって違いがある。



アメリカンヴィンテージクロージングが持つ自由な魅力を楽しむのは時にこのような存在も全然OKだったりする。
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