BLACK SIGN Logger's Underwear

昨年ブラックサインが販売したアンダーウエア。
いわゆるTシャツが完成する以前の古い時代のそれらがイメージソースなのは説明不要か?
肉厚でヘビーウエイトのフライス編みのファブリックはオールコットンで現代的な衣類としての実用性を発揮している。
ミッドナイトブラックと銘銘された、この真っ黒なカラーはレプリカならではの配色だ。


胸部の特徴的なデザインに眼が行くが、手首もボタン止めと、これまた個性的だ。
アンダーウエアといいながらもコレだけをシャツ感覚で着れる作り~と云うかヘビーすぎてシャツのインナーには実際向かないと思う。
百年前のロガー風にこれ一枚をラフに着るかベスト一枚をあわせるのが無難な格好かもしれない。



私的には一番気になったのは肩の部分~そうボディー前後が別生地ではなく幅狭の一枚生地を折りたたんで作られている。
しっかりパーツ分けせず裁断し縫製するやり方は古い欧州のクロージングや、その移民の流れを受けるアメリカでも稀に見るが・・本当に古い、そして割と高級じゃない服に見られるので正にこれは百年前の樵のアンダーウエア、ではなく”百年以上前の”と呼びたくなる雰囲気となる。








このような個性的で古風で独特な衣類もブラックサインらしい。