VINTAGE Underwear with a breastplate(1930s)Deadstock

古いアンダーウエアはウール素材だがニット編みばかりじゃない~と言うか天竺編みが出る以前から多様性や変化を常にしていた~ってことでスウエット・タイプの素材&デザインの一枚。
ブランドは不明。
またヘンリーネックではなく胸当て式の開閉仕様ってのもアンティークらしい奇異さがキワダチ正に美しい。

数年前のブラックサインのアンダーウエアがこれと似たデザインを採用していたように19世紀末から20世紀のアンダーウエアに掛けて実は割とポピュラーなデザインなのでそのような偶然があっても実は全くおかしくない。



素材はコットン比率が高いがウールも混ざっている質感だ、裏面の起毛は正にウールっぽい。
当時はこのような衣類、素材をフリースと呼ぶ場合もあったようだ。








古い写真でロガーが吊るしパンツやカヴァーオールなど、当時で呼ぶところのオーヴァーオールズとヘンリーネックのトップスを合わせて着ている姿をよく目にする。
大半がウール素材のユニオンシャツでしょうが年代や地域によりこのテのスウエットタイプも混ざっていたと想像出来る。



分かりづらいが背中に一枚当て布もある。
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