Wranglerのフラッシャー

デッドストックの証でもあるフラッシャーはヴィンテージとなっている古物がリアルタイムで販売されていた過去の情報をえる~あるいは当時の雰囲気を感じるツールとして重要な紙切れである。
リーバイスと違いレザーラベル(ペーパーラベル)に品番が記載されていなラングラージーンズでは正確な品番を知るためには重要な要素ですね。
1970年代後半以降、比翼裏のインサイドタグに品番が記載されるようになるがそれ以前ではこれらが外されると11MWZか13MWZなのか、あるいは12MWZなのか、さえ曖昧になってしまう。
更に云えばこれら異素材ジーンズのような非定番モデルなどは完全なモデル名不明となる。

定番のデニムでない方が個性的でデザインの凝ったフラッシャーが多い印象がある。





90年代頃のヴィンテージブーム当時、1970~80年代のデッドストックなどは珍しくもなんともなかったので普通に買ってはフラッシャーをはがして捨てていたが・・流石にあれから20年近く経つと80年代モノでもデッドならおろすのを勿体無く感じる。


ジーンズではないがトップスもデッドストックならビニール梱包されておりそれらも、まあ実に大したもんじゃないが少々、躊躇してしまい、購入後何年経過しても自宅保管のままとなる。

古物衣類偏愛において、コレクションなのか身に着ける実用品なのかの境界線は実は意外と曖昧でこれらデッドストックはフラッシャーが付属しているとディスプレイとして見栄えがするが一度おろすと服としての本来の意味性を発揮してくれる。
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