J.L. Stifel & Sons アンティーク・クリップ 1910~1920's

百年位前のアンティーク雑貨、クリップです('ω')ノ
企業モノですが今ではスッカリ有名になったシュティフェル社の物で社名以上にブーツの意匠、そしてウォバッシュを生産していた伝説のメーカーとでも言いましょうか。
数十年前は古いがこれほど知名度はなく安かったが・・今では高額なアンティーク雑貨、雑貨の値段ではない。

ファブリックメーカーと言う衣類そのものではなく生地を作る会社でありながら、ブランド化したイメージとデザインは如何にもアメリカらしいですね('ω')ノ
類似例ではリーバイス等のデニム生産で有名なコーンミルズ社、ブルックスブラザーズのシャツ生地で有名なダンリバー社等もありますね。
まあジップ等のパーツメーカーでもブランド化しているので意外ではないかもしれないが日本では市場商品になる途中の中間地点は黒子に徹する謙虚な慣例故にあまり馴染のない現象ですがそれ故にアメカジ好き、ヴィンテージ好き、服好きを魅了するワードの一つ、価値観の一つとなっている。
(とは言え、近年のマニアックな市場宣伝の手法として国産アメカジのジャンルでは日本でも定着している。例としてカイハラデニムや栃木レザーのような具合で。)

さて、シュティフェル社の以後の活動としては第二次世界大戦、戦後も続くが1950年代末には消滅している。
ちなみに創業者は社名と同名のドイツ系アメリカ人、どうもアメリカの老舗ワークウエア、ワークブーツの創業者にはドイツ系が多い気がする。(ユダヤ系ドイツ人移民者も含めて)
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