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ここ数年、買ってない、穿いていないリーバイス。
それでもビッグEとか66とか、80年代前後のコーデュロイとかそこそこ所有はしている。
個人的にはラングラーを愛好しているのでリーバイスへの愛着はそれほどは無い。
昔から今でも自分の好きなモノを特別視する手法として類似する何かを敵対視、蔑視する手法があるが私的にはリーバイス等へそのような感情は無い。
もちろん他の国産ジーンズメーカーにも、だが単純に趣味趣向の問題で足を通す機会はあまりないだろう。
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さてリーバイスと云えばジーンズの元祖、始祖として知られる、1853年に創業しリベット付デニムパンツを考案し等々・・そのヒストリーは今更説明不要ですね。
1970年代初頭、リーバイスジャパンが設立して2,3年程度しか経過していない当時のファッション雑誌やムック本でも、見飽きたような文言~そう、今でも語られている内容とほとんど同じ内容が書かれている。
面白い事に、ヤコブ・デイヴィスのリベット打ちの逸話やら、ゴールドラッシュに沸くアメリカでの実用と人気などその当時からテンプレートと化した内容が40年以上の間、繰り返し語られ続けているのに受け手は常に新鮮に感じてしまう構図が出来上がっている。
当たり前ですね、読む対象はその時、その時の若者なんで。
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さて、このようなケースは他のブランドヒストリー等でもあると思いますが、今のジーンズやファッションに興味を持ち始めた若者が接する初めての情報は、年長者、つまりは兄弟、親、叔父などの血縁の年長者から学校、職場の先輩、上司、教師を含め大半の人間が別の年代でそれぞれ接していた可能性が非常に高いが、それを受けついだ話を聞くことはあまりない。
実際、私も若いころから今でもそのような世代を越えた情報の伝授、共有をした事はそれほどない。
しょせんは服のハナシだ。

で結局何が言いたいかってことですが、当たり前の情報であっても繰り返し、発信する事によって情報は定着、真実となるがそれを怠るとわずか数十年で、それが無かったかのように忘れ去られるってハナシですね。
雑誌等の情報がある意味、教科書の代わりという感じで。
事実その70年代の紙面を賑わしていたリーバイス以外の国産ジーンズメーカー、ブランドの多くが今や完全に忘れ去られた存在と化している。
いや現存していても当時の実態は忘却され、21世紀に再構築された過去は、本当の過去と乖離しているケースさえある。
人間の記憶や歴史、情報とは意外と脆く、不安定であやふやな一面もあるのだとつくづく思う。
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