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1970年代、本国アメリカとは異なる商品構成、宣伝などの販売手法で成功したラングラージャパンはリアルなアメリカンジーンズを日本に紹介するのではなく、日本市場に合ったジーンズブランドを新たに創造したかのようだった。
商売としては成功したのだが、その後の原点回帰的なオーソドックスなジーンズのブームやヴィンテージブームに適切に対応できたかと云えば微妙だが、それは今回のハナシより十数年先のハナシですね。
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当時のラングラージャパンがVANジャケットと共通する特徴はノベルティの多さ、様々なイベント、キャンペーンの多さですね。
まあ、やっているのが同じ人達なので当然の事象なんでしょうが・・様々なノベルティは今でもネットオークションや国内アンティーク~昭和レトロなお店で見かける事が多い。
これは不思議な事に本家ラングラーとは真逆の現象で、アメリカンヴィンテージでラングラーのノベルティ、販促品、宣伝に関する装飾品などはデニムバナーの一部を除いてほとんど見かけない。
これはラングラーに限ったハナシではなく母体となるブルーベル社でも同じだ。

(数年前からネットオークションや一部の古着屋では1990年代後半以降のラングラージャパン、VFジャパン時代のヴィンテージを意識したデザインの店舗用装飾品(木製立体看板、ミニデニムバナー、ネオン看板)が何故かヴィンテージとして販売されているが・・言うまでも全く古い物ではないし、本家アメリカの物でもない。
過度に価値を認めるほど希少でもなんでもない。
VFジャパン消滅後、大量に市場に出回った物でホンの少し前までジーパン屋、カジュアル衣類量販店で普通に飾られていたものが、その存在を忘却されて?あるいは偽って?市場に出回っている様子はなんとも寂しいものだ、でそれらは今回のハナシには無関係、そして私の購入対象とはならない。
出処を正直にあかして販売してるケースもちゃんとありますが、適正価格(数千円程度)でないと私が購入を考える事はない。)

よって70年代のそれらラングラージャパン企画の小物であってもツイツイ、見かけたら手が出てしまう。
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1976年アメリカ建国二百周年では特に多様なイベント、アイテムが販売、配布された。
刺繍を施されたデニムジャケットも存在する。
日本のラングラーがアメリカ建国を本家以上に祝っている様子を本家ではどう思われていたのだろうか?
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ノベルティ以外の一般販売された形跡のあるものを含めてもアパレル以外のアイテムの多さも同時代の国内ブランドとは比較にならない。
この傾向は80年代でもある程度は継続していたが70年代ほどではなく、90年代以降はほとんど見られない。
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なんにしろ、ただ店頭に商品が置かれただけの商品ではない、ユーザーと積極的にコミュニケーションをとるジーンズブランド、それが70年代のラングラージャパンだった。
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