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ラングラージャパンは日本向けにアレンジされたラングラージーンズを誕生当時、展開したが同時にアメリカンカジュアル自体をトータルファッションとして展開したが、その中身を再度見てみよう。
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同時代のアメリカのカジュアルシャツとよく似たデザイン、カラー、ファブリックのラングラージャパン製のシャツたち。
昭和のイメージにある、ポリ素材のシャツやニットではないコットン素材のチェック柄やシャンブレーのシャツはサイズ展開もS、M、Lのスリーサイズが用意されていた。
細かいところを言えば確かにアメリカ製品との違いはある、それでもちゃんとアメカジをやっていたのは確かだ。
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当時のアメリカでも存在した異素材のG-ジャン。
作りは日本製なので縫製仕様にアメリカとの違いが多い、特に裏返すと顕著だが表向きでは似せるような努力が行われていた。
これはラングラージャパンの製品に限らず1960~70年代の日本製のアメリカンブランドの服(だいたいは廉価なマイナーブランドですが)にも見られた特徴で、二本針の巻き縫いミシンが無くても、それっぽく見える外観で縫い上げてしまう手法で作られている物がアメリカ古着市場では多数見る事が出来る。
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全くラングラーらしくないがアウトドアな衣類も展開していた。
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日本のジーンズブランドの一つのあり方を誕生当時から確立させていたラングラージャパンでしたが、私が気になるのはそのことではない。
設備の異なる日米で完全に同一のものを作るのは不可能である、がしかし努力して似せてしまう手法や思考は後のヴィンテージレプリカに引き継がれているように感じてしまうって事ですね。
国産リプロの否定派、肯定派共に「完全復刻」というワードを昔から使うがそれはジーンズに限らず、たやすく出来る事ではないし実際出来ていない。
それでも、なんとなく同じように見えてしまうテクニックは実際、90年代ではなく70年代からあったってことですね。
勿論、両者には直接の関係はないと思うし、ただ日本人気質として成し遂げた、だけなのかもしれないですが・・
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