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1851年創業、アメリカの服装史において重要ある位置にあるブランド、アローのカジュアルシャツ。
ドレスシャツでスタートした同ブランドも時代があたしくなると衣類文化の変化に合わせて多様なシャツを生産販売していた。
って事でヴィンテージの世界では柄物のカジュアルシャツと言えばBDシャツとオープンカラーは大定番ですね、真冬用にはウールやコットンのネルシャツタイプも普通に存在していた。
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ブランドタグの下半分がカットされてるのでエラー品、B品の類でしょうか。
見た目、どこに問題があるのか分からないが、モノにより明確に分かったりする。
そういう微妙感は現代衣類のアウトレットと同じですね。
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トップボタンはループ留めで1950年代を象徴するディティールですが以後の年代でもモノにより頻繁に見ることが出来る。
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オープンカラー、つまりは開襟シャツなのでトップボタンを閉める事はまずないでしょう。
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セルビッチは無い。
1960年代は広幅の革新織機が既に普及していた時代なのでセルビッチが無いケースが多いが、あっても縫製仕様の都合上、カットされている場合もある。
この生地に関してどのような織機で織られていたか断定は出来ないがシャトル式では無い可能性がある。
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アームの縫い付けも内縫いで縫製仕様の変化~1960年代らしい箇所が確認出来る。
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胸ポケットは柄合わせされておりパッと見では分かりづらい。
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ファブリックはプリントネルなので適度な厚みで決してヘビーでは無いが普通に着る分には適度な厚みでしょう。
只、台襟の無いオープンカラーなのでベストが合わせ辛いので重ね着の際にたまに困る事もある。
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アメリカ服においてシャツの歴史、サンフォライズの歴史において重要と言うか同社の役割は非常に大きい、アローの歴史がイコールアメリカのシャツの歴史と呼べる程だ。
ただし20世紀前半と違い、このネルシャツの年代になると数ある大手メーカーの一つくらいに存在感が薄れているのも確かですが、それでもやはり特別感があるのは確かですね。
アロー自体のブランドは現在のアメリカシャツでも生きているので同ブランドの各年代の各ジャンルのシャツを一通り揃えると歴代のアメリカシャツの進化と変貌の歴史を追体験出来る。
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