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19世紀末から20世紀初頭のオーバーオールズのリプロダクト。
当時の縫製、ディティール、パターンを徹底的に研究し試行錯誤、幾つかのサンプルを経て販売されてから既に数年が経過している。
市場在庫どころか存在さえ忘却されつつある?いやそれ以前に生産数の少なさから圧倒的に知られていない存在ですがその作り込みに関しては国産リプロダクトの頂点とも言える出来栄えなので私的には買っておいて良かったと自己満足出来る存在ですね。
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所謂XXデニムのようなデニム生地が標準デニムになる以前のよりデニムの原型に近い質感、染めを再現した軽オンスデニムは従来のジーンズには感じられない時代錯誤な、骨董品的な魅力に満ちている。
復刻ではあるんですけどね。
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ベルトループが無いのでサスペンダーボタンにデッドストックのサスペンダーをはめて使用している。
バックルバック、片側のみのバックポケット、ボタンフライ等分かりやすいウエストオーバーオールのディティールもあるがダブルニーで変形的な腰回りのディティールや股間の補強等、実物で拝むことが皆無に近い100年前の希少なディティールも確認出来る。
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生地にめり込むような緻密なステッチから生まれるパッカリングのしわしわ感は太い綿糸で大雑把なステッチから生まれるパッカリングとは全く異なる。
従来ジーンズに見られる色落ちの良さとは異なる様子ですね。
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比翼部分にあるユニオンチケット。
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今更説明不要でしょうが1947年以前、ジーンズと言う商品名は無く、デニムのワークパンツの呼び名は各社様々でリーバイスもウエストオーバーオール等と呼んでいた。
よって戦前のこれらをどう呼ぶか?と言えばジーンズと呼べないのでウエストオーバーオールでしかない。
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ポケット裏にあるネームタグ風のブランドタグ。
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股間部分の補強された独自の縫製仕様。
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新品の状態では単色のデニムでしかないが色落ちが進むとステッチ、パッカリングが鮮明に出てより立体感が増す。
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さて繰り返し登場すると説明不要でしょうがこのオーバーオールズは大須にあるアンティークショップ”ミツル”のオリジナル商品。
HPやブログは無く雑誌に載るケースも意図的に断りメディア露出を控えているので同県内以外では知られていない~と言いたいが古物目当てに日本全国からお客さんが来店している人気店でもある。
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