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ラングラーの1960年代末のサテンジャケット。
Leeウエスターナを想起させる肉厚な素材の異素材タイプでデニムじゃないが同等の丈夫な生地だ。
これまで様々な材質、カラーを採用してきたラングラーでは例外的な珍しい方に属する。
またデザインもリーバイス・サードタイプを模倣したデザインを採用した初期のモデルと思われる。
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大まかなデザインはデニム素材の127MJと変わらないが、127MJは1970年代中盤のモデルでリーバイス・サードタイプを取り入れたのはこのモデルから~と思われていたが1960年代の実物がある以上、それ以前より存在していたのが分かる。
他社とは大きく異なる個性的なデザインを取り入れてきたラングラーにしては自らの固有デザインを放棄した行為は微妙にも思えるが・・これはこれで歴史の流れを再確認出来る貴重な存在だ。
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白タグも1960年代末期になると記載内容がかなり省略化されブランド名のみとなる。
これ以前、サンフォライズ、メイドインUSA、サイズ表記などが徐々に省略されてきた経緯がある。
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腕部の付け根等、1970年代以降の変更箇所は当然見られない。

セルビッチは無い。
セルビッチはあったが縫製仕様の変更によりカットされたのか元々無い生地なのかははっきりしない。
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胸ポケット上に黒い織りネームタグが付くのもこの頃、1960年代末から。
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ボタンも銀色のアルミボタンに変更されているがこれは1960年代は既に異素材モデルの定番仕様。
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胸ポケットのフラップの飾りステッチは裏側にもある。
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1970年代のリーバイス・サードタイプのG-ジャン同様にスナップボタンは一切採用されていない。
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90年代のヴィンテージブームの時代、解明されなかった内容の多いラングラージーンズですが、このようなリーバイス・サードタイプの扱いもそうですね。
今更、その事について興味を持つ人もあまりいないような状況は少し寂しくもある。
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左綾デニム末期のG-ジャンはヴィンテージブームの時代において最後のヴィンテージ、ヴィンテージの境界線とされてきた。
デニムではないがこのG-ジャンもそんなギリギリの時代の逸品ですね。
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