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マーベリックの21MJが再びの登場。
今回はブロークンデニムでは無くて左綾デニム。
年代はほとんど同じ時期でディティール変更もなく、ファブリック以外は同じ品番の同じモデルです。
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別段、デニム生地が左綾デニムだろうがブロークンデニムだろうが同一商品として当時は扱われていた形跡がある。
90年代、日本ではヴィンテージブーム以降、綾デニムのイメージUPに比べるとブロークンデニムの不人気と言うか過小評価ぶりは少し寂しいモノでしたが・・今はどうなんだろうか?
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作り的には生地違いモデルと同じラングラー127MJのマーベリック版であり、リーバイスサードタイプのG-ジャンのデザインを模倣したデザインですね。
ラングラー&マーベリックのG-ジャンにしては珍しいスナップボタンを採用していないG-ジャンでもある。
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セルビッチは無い~縫製仕様ですね。
1970年代のブルーベル社のデニムは結構ややこしくて、ブロークンデニム全盛時代でありながら左綾デニムも使われているケースもある。
そんな左綾デニムにおいてもシャトル織機で織られたセルビッチデニムと革新織機で織られた、ミミ無し~つまりセルビッチの無いデニムが混在していた。

少々ややこしいが、この左綾デニムは革新織機で織られたミミ無しと思われる。
全体的にフラットで縦落ち感も薄い、同時期のシャトル織の左綾デニムよりも色落ちに関しては劣るが、同じように革新織機で織られている筈のブロークンデニムよりも劣る。

また帯裏の伝統的な縫製仕様~ステッチが帯部分の生地裏に隠れてゆく特殊な仕様が見られない。
以後、その仕様が再び行われることは無い。
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使えなさそうで・・やはり使い辛い胸ポケット。
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ボタンの向きの歪みも、まあいつも通りのアメリカンヴィンテージって感じですね。
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ラングラー&マーベリックを着慣れた人ほど意外と言うか面白味を感じるデザインには間違いは無い。
それでいて着てしまえば、ラングラー&マーベリックと体感出来る着心地、作りは定番のそれでもある。
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確かに縦落ち感やインディゴの残り加減もイマイチ感があるが~まあこの時代の綾デニムの平均的な姿でもあるのでこれはこれで嫌いではない。
そもそも全てインディゴ染めの糸ではなく下地を硫化染料で染めていた廉価なデニムの可能性もある。
インディゴ染料よりも廉価で手間のかからない硫化染料で下地染めをしてインディゴを上から乗せただけのような低品質のデニム生地は1960年代以降アメリカ古着ではよく見かける~と言うかそれは当時の国産デニムに限らずレプリカブーム時に生産された国産セルビッチデニムの一部にも見られる、まあよくある手法だと思える。
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新旧の縫製仕様が混ざり合う様子はこれはこれで時代性を表わす外観で個人的には好みでもある。
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