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ラングラーの定番デニムジャケットはボタンフライとジッパーフライの二系統あり、ボタンフライの111MJ系が1960年代の中盤にモデルチェンジしたのが124MJZで、その後はほとんど姿を変えずにブルーベル社の最後まで代表モデルであり続けた。
そんな124MJの1970年代初期のタイプ。
左綾デニムで黒タグの金文字が細字で正に最初らしい、ある程度のヴィンテージ感が堪能できる。
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大凡のデザインは1960年代のそれを継承しつつも腕の付けの縫製やブランドラベル等、多少のマイナーチェンジはされている。
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ブランドラベル~黒タグを隠すように付いているハンガーループはインディゴデニムでは無くサルファデニムの生地が使われている。
同じようにブロークンデニムのG-ジャンにも使われているのでパーツ用に本体生地とは別に用意されていたパーツみたいですね。
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薄っすらと縦落ち感もあり、インディゴの色具合も悪くは無い。
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でセルビッチ付き。
疑似セルビッチでは無いホンモノのセルビッチでちゃんとシャトル織機で織られた生地なのが分かる。
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デニム生地の自然な粗野感など年代以上にそれなり古さを堪能できる。
前回、紹介したマーベリックの左綾デニムと全く質感、表情異なるがモノ自体の年数では僅か4,5年くらいの違いしかない。
この短い期間でデニム生産の効率化、均一化が如何に進んだのか分かる。
そしてその最も顕著な個所であり原因である、セルビッチの有無~つまりシャトル織機からシャトルレス織機(革新織機)への変換ですね。
最もこの時期でもシャトルレス織機(革新織機)で織られた左綾デニムの存在は確認出来るので識別が少々ややこしいが、少なくとも1970年代前半までは確実に混在していた時期に該当する。
そして同じ左綾デニム同士ならシャトル織機で織られたセルビッチデニムの方が質感、色落ち共にヴィンテージ感は強いと言う事ですね。
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定番の4ポケ。
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全体的に整った縫製をしている。
分業の影響だろうか、部位により雑さもあるが、ブロークンデニム全盛時代ほどの雑さは見られない。
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帯裏の縫製仕様~チェーンステッチの脱線と生地裏に隠れてゆく仕様は、ほぼこれが最後の時期。
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時代性ゆえの作りは腕の付け根に明確に表れている。
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凡そ、いつまでがヴィンテージの最終ラインかは人により様々ですが1970年代であっても、これは文句ナシの存在でしょうか。
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