IMG_3039_20160127132514c04.jpg
格別にレアなものはほとんどありませんでしたが手ごろな1970年代のG-ジャンを中心に紹介してきました。
ラングラー&マーベリックのG-ジャンは同年代のリーバイスよりも比較的買いやすい値段が多く、知名度の高いデニムブランドにしては買いやすいアメリカ古着である事実は今も昔も変わらない。

勿論、希少なレアモデルの場合、逆にリーバイスよりも高い場合があるが、それらを除けば全般的に気軽に着れる、買えるのはやはり1970~80年代のラングラー&マーベリックのG-ジャンなのは確かですね。
そこから始まり、更にヴィンテージデニムの深淵にハマっていくのも楽しいもんですが、さほど古くないデニムらを気軽に楽しむ対象として付き合うのも間違いではない。
IMG_8031.jpg
さて一部、1970年代のラングラージャパン製品も紹介しましたが基本的にはアメリカ製のヴィンテージ、オールドと呼べるG-ジャンばかりで、所謂ブルーベル社が存在した当時の商品でした。
VFグループに併合した後のG-ジャンを紹介していないというか、出来ないというか~やはり80年代を許容しても、やはりそこらアタリが私的には区別の境界線なのは否定出来ない。

日本製に関しても同じような感覚があり今回は1980年代以降のラングラージャパン製品は紹介していない、と言うか出来ないのが私的な事情です。
確かに90年代の復刻は数着所有しているがG-ジャンに限らずジーンズにしろ80年代~90年代前半には不満の多い物が多いのも事実だ。
VAN-JACもそうだが1980年代以降のラングラージャパン製品には今一つ魅力が無い、それ以前に一応は古物、ヴィンテージの所有と着用を趣味にしている以上、80年代~90年代のデニムを積極的に入手しないのはお分かりの通りです。
例外はヴィンテージデニムを再現した復刻、リプロですが、それらも必ずしも満足できる物ばかりとは言い難い。
IMG_7357_20160127132717777.jpg

IMG_0528_20160127132513ef1.jpg
G-ジャンと言えばジーンズの相方、同素材のトップスとして最も良く知られた存在ですがジーンズ以上に市場のブームにより否定と肯定を繰り返しています。
一時期の全否定の状況からは多少は脱し又、リアルクロージングの世界では流行りの気配があるとか、ないとか~まあ世俗の出来事は私には関係ないし興味も無い。

そして多くのジーンズブランド、デニムブランドは世間の流れに関係なく定番アイテムとして作り続けている。
着る側も好みなら周囲に流される事なく、自己の着こなしに取り入れるのが理想でしょうか。
IMG_0348.jpg

IMG_0324_20160127132509774.jpg

IMG_0350.jpg
セルビッチの有無からデニムを織っているシャトル織機についても少し解説しましたがかえって混乱させたかもしれませんね。
今回、紹介した1970年代のG-ジャンに採用されているデニムの大半はシャトル織機ではない、革新織機で織られた物ですがその表情はそれぞれ異なります。
また同時代でもシャトル織機で織られたデニムも存在し、更には左綾デニムとブロークンデニムの混在等、ややこしい側面もありますね。

同じ時代であっても使われているデニムの織り方や、そもそも織っている織機の種類も違う。
更に染めに関しても~その結果は単純にこの時代のコレはこうだと断言出来ないところでしょうか。
そう云った混沌とした様がヴィンテージデニムの面白さの一つでもありますね。
IMG_8679.jpg

IMG_7457_2016012713271917c.jpg
最後にラングラーは1947年に誕生した時点でジーンズの上下セットはリーバイス等の先行ブランドにより定番化していたスタイルだったのですんなりと取り入れる事が出来た。
1971年に誕生したラングラージャパンは早くからG-ジャンを生産していたが国産デニムのヒストリーにおいて実はG-ジャンに関する逸話は全然聞かないが1960年代の時点でキャントンはG-ジャンも発売していた事からジーンズとほぼ同時期から少し遅れたくらいには国産化されていたようだ。
本筋とは逸れるが国産G-ジャン誕生のヒストリーも気になるところか。
スポンサーサイト