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幻の腕時計ブランド、タカノの手巻き腕時計です('ω')ノ
以前、愛知県に存在したタカノはすっかり忘却された存在ですが、意外にも当時を生きていた人たちは普通に覚えていて、戦前の事業から戦後の腕時計産業への進出、伊勢湾台風での被災も実は一般常識だったりする('ω')ノ
そう時計マニアの世界にしか知られていない、ってわけじゃない。
勿論そのような人たちが時代の流れの中、減って行けば本当に忘却されるかもしれない。
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鮮やかなツートンダイヤル、ケースの色も含めれば三色使いで非常に見栄えする一本ですね('ω')ノ
この時代の流行らしいやや薄型で大振り(それ以前の時代に比べてだが)で、自動巻きが普及する以前なので当然の手巻き時計です。
タカノの会社自体は戦前から既に存在してたが、当時の愛知の産業形態において時計産業は実は繊維産業に次ぐ中心産業であった。
その隆盛ぶりは全国でも屈指であったが厳密には置時計、目覚まし時計であり腕時計のような精密機械ではなかった。
そんな中、戦中の軍事産業化、空襲等で多くの繊維関連の工場同様に時計産業の企業や工場も失われた。
その後、戦後復興の一つの在り方として登場したのがタカノの腕時計産業への進出でしたが伊勢湾台風の被害によりわずか4年11か月の短命に終わってしまった。
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シャトーじゃないが、まあコレも定番モデルですね('ω')ノ
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タカノのブランドマークは遠くで見るとロンジンぽいが、まあコレが無いとタカノらしくない('ω')ノ
マークの無いシンプルなモデルもあるが正直少し寂しい気がする。
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革ベルトは交換されている、と言うべきか当時の国産の革製品は品質が酷くどれも劣化しており柔軟性が失われて折れるか、ボロボロに崩壊して崩れるかのどちらかなので交換するしかない。
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さて戦後、戦前同様に国産腕時計ではセイコー、シチズンが大手であった時代、タカノの扱いはやはり両社より低くオリエント同様に中級の店舗か地方での扱いが多かったようだ。
デザイン性が優れていると言う評価もあるが、オリエントのような奇抜な機能に走らずひたすら真っ直ぐに短い期間を駆け抜けたのがタカノですね('ω')ノ


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