自作ジーンズ 経年変化 其の一

10数年前に岡山県の某縫製工場で作った、まあそのまんま自作ジーンズですね('ω')ノ
特に穿きこみに関してこだわりもなく、穿いたり穿かなったり、やたら洗ったりと様々な、いやいい加減な経年変化具合です。
年数の割には全然穿いていないのそれほど色落ちは進んでいない。

全体的にメリハリがないノッペリした色落ち具合。

レザーは残念ながら今でも元気。

赤タグは包まり、退色している。


流石にバックポケットは色落ちが進み、当て布を留めるステッチが分かりやすくなっている。



イエローステッチは退色してはいるがそれほどでもない。


裾上げは当然チェーンステッチでそれなりのウネウネのアタリをしている。

セルビッチデニムは粒系のスラブが目立つが際立った縦落ち等の表情をするわけじゃない。
90年代から続く機屋の試行錯誤の結果、様々なセルビッチデニムが織られたがこのデニムもそんな名も無きデニムの一つですね('ω')ノ

余談ですがジーンズメーカーが「ムラ糸」と呼ぶスラブ糸は各社が主張するはるか以前から存在する。
誰が最初に言い出し方は分かりませんが既にある名称ではない呼び名を与える手法はどうも好きになれない。


まだまだ穿けるというか全然穿いていないので今後もボチボチ履き続ける予定。
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