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ヴィンテージ古着の世界は常にリーバイスがデニムの中心だったのは言うまでもないし、復刻ジーンズにおいてもそう。
ジーンズを創造し世界に広めたリーバイスの歴史や実力、人気は否定のしようがない。
それ故にリーバイス、特に501XXに情熱を持って収集するコレクターや研究、調査するマニアックな方々は業界人から一般人まで昔も今も大勢います。
その為、本来服を着るのに必要のない情報も解明され広まっているがラングラーに関してはどうだろうか??

答は簡単、分かっているようでやはり分かっている事は少ない。
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歴代11MWZは後継の13MWZも含めてディティールの変化が乏しく古着ブーム時代、年代判定や年代毎の個性が分かりづらい存在とされていた。
よく云えば完成されたジーンズですが最大の変化点であるブロークンデニムにデニム素材が変わってからは以後、更に大きな変化がないように見えた。
その為、大雑把な区別では左綾デニムかブロークンデニムか、で古い物と新しい物が区別されていた。
今でもその大雑把な見方にさほど変化は無いようにも思える。
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情報に関して云えば男が大好きな薀蓄バナシ、ヒストリーが乏しいのがラングラーですね('ω')ノ
リーバイスのXXデニムを生産していた事で有名なコーンミルズ社(現在のコーンデニム)は当然のようにラングラーにも供給しており、90年代にはアニバーサリー記念デニムを用いたジーンズをラングラーで販売したほどですが生産背景や素材へのこだわりのヒストリーはあまり聞くことが無いしコーンミルズ社との繋がりもリーバイス一社に限定したヒストリーのみが90年代に流布してた影響は今も強い。
とはいえ、リーバイスがそうであるように生地の供給源を一社に限定していないので当然、他社のデニム生地も使っており全てがそうではないのでコーンミルズ社のデニムのみに注目する必要が希薄なのも確かかもしれない。

ただしこの事は、同じ年代でも色落ちや生地感が異なるデニムの存在はその供給源の違いが影響していると教えてくれる。
それはラングラーに限らずリーバイスもですね('ω')ノ
ヴィンテージブームの時期、単に個体差、穿いた人の個性とか言われた色落ちの違いの理由は実はそんなところにも影響を受けている。
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ワークウエアの素材としては完成した感じもするブロークンデニムは色落ち以前に青味の強い元々のカラーから違和感を覚える人が多い。
実際のところ合わせ辛い色彩なのは確かで日本では中々広まらなかった。
ラングラージャパンも純粋にアメリカのラングラーを販売せず、アメリカらしい、日本人にとってアメリカっぽいイメージのラングラージーンズを続けていた。
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その影響はラングラージャパン消滅後も残り、日米で全然異なるラングラージーンズが何十年も平行して存在し続ける今となる。






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