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2021-04

3月19日は発明王「豊田佐吉」の生誕日

toyoda (60)
1867年3月19日(慶応3年2月14日) は発明王、織機王と呼ばれた「豊田佐吉」の生誕日です('ω')ノ
2/14誕生と書かれている文章も目にするが旧暦の2/14であり、現在の暦では本日3/19となる。
toyoda (61)
説明不要の偉人ですが21世紀の現代ではどうでしょうか?
明治維新後、近代化を目指す日本において様々な産業が生まれた。
既に産業革命を経て近代化した欧米列挙と比べて数百年遅れていると言われていた当時の日本において数多くの偉人が同時期に登場し、各人がそれぞれの分野で活躍した歴史の物語はかなり魅力的あると同時にそれらを封印する思想が第二次大戦後、この日本に蔓延したのも又、事実ですね('ω')ノ
明治維新後の近代化を単なる西洋の技術移転で片づける幼稚な考えを信じ込むと真実は理解出来ない。
豊田佐吉の初期の発明は既に欧米では存在していたノースロップ式自動織機をはじめとする力織機、紡績機器と比べれば未熟で遅れた機械ばかりだ。
それ故に高価で日本の技術レベルでは運用が難しい欧米の繊維機械と違い、いち早く日本中に広まり、国内の繊維産業の発展を下支えし、その歩調に合わせ、木製人力織機⇒木鉄混製力織機⇒鉄製力織機と海外の模倣や特許に頼る事無く発明を続け日本固有の自動織機であるG型自動織機の発明へとつながる。
この繊維機械の進化は出来あがる繊維製品の品質と大量生産化とイコールでもある。
わずか30年程度で欧米の百年単位の積み重ねである繊維機械産業、繊維産業を上回る歴史のダイナミックさは実に愉快で興味深い。
toyota (16)
さて前置きが長くなったが戦前、主要輸出産業として栄えた繊維産業に豊田佐吉が大きく貢献したがゆえに学校の教科書にも取り上げられ偉人としても扱われたが戦後、繊維産業が徐々に衰退し主要産業が自動車等にシフトするとその存在感は薄くなり誰もが知る存在、情報と言うものが失われていった。
toyota (17)
さて画像の力織機は豊田佐吉の発明によるものだが全て豊田産業技術記念館に展示されているものです。
基本的に戦前の力織機で黒い金属製ってのが一目で分かるポイントですね('ω')ノ
toyoda (36)
ここらあたりはG型自動織機の生産風景を再現した展示ですね('ω')ノ
G型の特徴である自動織機の自動とは緯糸の補充が自動で行える事に由来する。
それまでは緯糸がきれそいうになると織機を止めてシャトルを人の手で交換する手間が生じるがそれを自動的に行うことが自動織機の自動の理由ですね('ω')ノ
よくある間違いは、動力で自動に動くことを自動織機の意味と勘違いすること。
動力で動く織機を意味する言葉は力織機である。
つまりアパレルのカタログで「力織機で織りあげた生地」と言う解説文からは何も分からない、そう明治時代の織機だろうが21世紀のハイテクな織機だろうが動力式なので。
更に云えばこの自動機能は杼替式(シャトルチェンジ)であり既に19世紀に存在した欧米の自動織機ノースロップ式とは緯糸補充の仕組みが異なる。
ノースロップ式では管替式(コップチェンジ)である。
toyoda (35)

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さて、これら豊田佐吉の発明品だが時期により会社が異なる。
現在でも伊勢木綿など伝統産業の世界で活躍しているのは豊田式織機株式会社(現在の豊和工業のルーツ)による力織機でG型以前の普通織機と言われる自動機能のないものだ。
そして企業としてはトヨタ自動車とは関係が無い。
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経営方針の違いから豊田式織機と離れた後に設立したのが現在のトヨタ自動車のルーツとなる株式会社豊田自動織機製作所。
G型自動織機の生産販売の為に設立した会社であり、豊田佐吉の没後も繊維機械産業をリードし、現在、国産デニムの製織に大活躍しているGL9をはじめとしたG型の後継機種から各種紡績機器、レピア、グリッパー等のシャトルレス織機も数多く開発、販売し21世紀の現代でもエアージェット織機をはじめとした最新の繊維機械を作り続けている。







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