ヴィンテージ ビッグベン ポリコットン・ワークシャツ 1970年代

シンプルなデザイン、作りのビッグベンのワークシャツ。
ポリコン素材で見た目にヴィンテージ感は皆無ですね('ω')ノ
とは言いつつも現代では見かけない見た目の生地や織タグ等、今にはない過去商品らしいところもある。



サイズタグにラングラーのネームがあるようにご存知のとおりブルーベル社が展開するブランドというか、そもそもビッグベンが1926年にブルーベルを買収したのに社名をブルーベルに変えると言う摩訶不思議な経緯の後、同社内のワークウエアブランドとして80年代まで展開されていたがVF傘下後、いつしかその姿を見なくなる。
まあ同じ会社の中で買収、合併した同業他社のブランドネームが残り続けると言う事は同じような製品を展開するブランドを同時並行すると言う訳の分からん状況を作ることになる。
過去、ブルーベル、ケイシージョーンズ、ビッグベンと言う元々は別会社であったワークウエアブランドを同時展開しラングラー、マーベリックと言うデニムブランド、ラングラーの派生であるカジュアルアパレルでミスターラングラー、セッジフィールドと同時並行、複数展開の結果は別ブランドでもブランドネームが違いだけで基本的に同じ製品だったり、ジャンル違いでも時々そのような交差をする。
さらに時代が進むとレッドキャップも仲間に加わり更に混沌と化す。
VF傘下後、ワークシャツはほぼレッドキャップに一本化されるとビッグベンは見かけなくなるが近年、ディッキーズもVF傘下になりこの状況もいつか変化するかもしれない。





実にシンプル、内縫いを多用しすぎてメリハリの無い外観だが、まあ所詮は労働着なんで安くて適度な丈夫さや気安さがあれば本来は見た目はどうでもヨイのかもしれない。

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