大江洋服店 オーダーメイド ジーンズ

時代とともに在り方は変わると言う事で大江洋服店のジーンズですが現在のような精密なヴィンテージ復刻製品を手掛けるスタイルへと確立する以前、定番デニム類とは別にオーダーメイドもメインの商品構成でしたが現在は終了しています。
ので、その時代を覚えている人、知っている人は今では少数派ですね('ω')ノ
と言う事で10年以上前のオーダーメイドジーンズです('ω')ノ
基本はリーバイスタイプですが随所に遊びを入れました。

デニム生地は珍しい国産のセルビッジ付きのブロークンデニム('ω')ノ
縦落ち感が凄いですね('ω')ノ
一時期、中古加工デニムの素体のように使用されていたブロークンデニムたちと同系統の素材でしょうか。
アメカジとは違うジャンルで派手な色落ち素体としての実績がある以上、普通に穿いてもこの具合です('ω')ノ
”ブロークンデニムは縦落ちしない”神話は既に信用を喪失していた時期故に特筆すべきネタではなかった。

ボタンフライ。

アウトサイドシームはオープンシームでセルビッジを顕示している。
左バックポケット上にもレザーラベル付き。
リーバイスそのもの、と言うよりも模倣したマイナーブランドのイメージでそのような要素、ディティールを追加、変更したオーダーだった覚えがある。

裾の折り返し幅、位置もそのような1960~80年代のマイナーブランドを参考にしている。


レザーラベルは鹿革で水に強い性質ゆえ、適度な経年変化のみで柔軟さは維持されている。

バックポケットのステッチは飾りではなく当て布をとめる為のステッチでもある。
よーく見ると段差や生地の厚みにより表情が分かる。






ブロークンデニムと言えばラングラーのイメージは強いがアメリカのそれらとは表情の全く異なるブロークンデニムだが日本人好み故にラングラージーンズやラングラーレプリカで採用されてもイイがするが似たようなセルビッジ付きキバタダニムを採用した例を私は知らない。
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