ダブルブレステッド・ウールシャツ 1910年代

百年以上前のウールシャツ('ω')ノ
19世紀から20世紀初頭に見られるデザインで軍服等の制服から労働着まで多様な衣類に採用されていた奇異な胸デザインが特徴。
西部劇等で昔はよく再現されたデザインで実に多くの業種の人に着用されていたのかが分かるが全て過去の、ですね('ω')ノ
リアルクロージングでは途絶えたデザインでこれぞ復刻の元ネタと言いたいが過去のブラックサインくらいしか商品化された事例はなく、ヴィンテージ&リプロ、両方の世界から意外と認知度や人気の低い存在だったりする。

背面のデザインも個性的('ω')ノ

デザインとして一番特徴的な胸部の胸当てだが一部の飾りボタンを除き外すことが出来、まあ広義のプルオーバーシャツと言う具合になる。
ビブは半開きでも絵にはなる。

ロング丈であるだけにマチ付きです。


ウール生地一枚仕立てのシャツは古い時代に多い。
ボックスシルエットなのは当然として縮みなどの変形で着れるものが少ないがコレは問題なく着れるコンディション('ω')ノ


さて19世紀末から20世紀初頭の百年以上前のカタログを見ると類似デザインのシャツを多数、確認出来る。


アメリカのみならずルーツでもあるヨーロッパでも同様で百年以上前にポピュラーなデザインだが1930年代頃にはほぼ死滅していたようだ。
そんな典型的な絶滅服ですね('ω')ノ
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